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大事なことを、とっつきやすく。
「いのちをまもる図鑑」
これ、小学校中学年〜向けだと思うんだけど
大人が読んでも「なるほどー」と新たな発見がある1冊。
文字通り「いのちをまもる」ための諸々が
載っている本。
目次
第1章 危険生物からいのちを守る
第2章 自然・災害からいのちを守る
第3章 ケガ・事故からいのちを守る
第4章 犯罪からいのちを守る
第5章 身の回りの危険からいのちを守る
これだけ見ると、
「教科書の目次か?」
「真面目そうだなあ…」
なんて感じる方もいるかもですが
導入はマンガだし、内容もイラストが多くて楽しい。
楳図かずお感のあるイラスト。
とっつきやすい3択のクイズ型式。
そして、見開き1ページで1つの話題が完結するので見やすい構図。
小4の娘にいいかなーと思って買ってみたのですが、やはりハマったらしく
「ここ面白いよね〜(笑)」
「これは知ってるよ〜」
などどペラペラ話してくれる。
性被害や怪しい大人(←言い方w)の対処法なんかについても書かれていて
正直口頭で大人が説明するのも難しいような話も、イラスト交えてすんなり入ってくる。
当たり前なんだけど、アラフォーの私が小学生だった頃と今とでは、環境が違う。
どうしても自分の子ども時代をベースに考えてしまいがちなんだけど…
定期的に情報アップデートするのって大事よね、と改めて感じた1冊。
…
地震の時の対処法についても、「あ〜そうなのね」と参考になることがあって。
地震の時って、
「とりあえず机の下に避難する」
という認識があったんだけど、必ずしも机の下が安全ではないという話。
脚が弱い机だと、むしろ下敷きになってしまう可能性もある。
そして机のある部屋は、周りもモノで囲まれていたりする。
だから、逃げ場として安全なのは廊下らしい。
なるほど。
確かに廊下って余計なモノがないし、囲っているのは頑丈な壁だもんね。
…
夏に遭遇しがちな水の危険(海でおぼれた、クラゲに刺された)や、山の危険などについても書いてあったので、タイムリーに読める話題もたくさん。
実際に、先日キャンプで山登りをしてきた長女も
「そうそう、山登りの時は鈴がいるんだよね」
なんて再確認?していて(私は知らなかった…)、やっぱり買ってよかったかもなあと。
紙の本は増やしたくないんだけど、図鑑系はやっぱ紙が見やすいね。
ということで、気になる方読んでみてね〜。
<あとがき>
書いていて気がついたんですが、小学生の娘よりも私の方が新たに学んだことが多い本だったかもしれません。娘は意外と知ってたことが多かった。頑張れ私。
今日もありがとうございました。
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