大事なことを、とっつきやすく。
「いのちをまもる図鑑」
これ、小学校中学年〜向けだと思うんだけど
大人が読んでも「なるほどー」と新たな発見がある1冊。
文字通り「いのちをまもる」ための諸々が
載っている本。
これだけ見ると、
「教科書の目次か?」
「真面目そうだなあ…」
なんて感じる方もいるかもですが
導入はマンガだし、内容もイラストが多くて楽しい。
楳図かずお感のあるイラスト。
とっつきやすい3択のクイズ型式。
そして、見開き1ページで1つの話題が完結するので見やすい構図。
小4の娘にいいかなーと思って買ってみたのですが、やはりハマったらしく
「ここ面白いよね〜(笑)」
「これは知ってるよ〜」
などどペラペラ話してくれる。
性被害や怪しい大人(←言い方w)の対処法なんかについても書かれていて
正直口頭で大人が説明するのも難しいような話も、イラスト交えてすんなり入ってくる。
当たり前なんだけど、アラフォーの私が小学生だった頃と今とでは、環境が違う。
どうしても自分の子ども時代をベースに考えてしまいがちなんだけど…
定期的に情報アップデートするのって大事よね、と改めて感じた1冊。
…
地震の時の対処法についても、「あ〜そうなのね」と参考になることがあって。
地震の時って、
「とりあえず机の下に避難する」
という認識があったんだけど、必ずしも机の下が安全ではないという話。
脚が弱い机だと、むしろ下敷きになってしまう可能性もある。
そして机のある部屋は、周りもモノで囲まれていたりする。
だから、逃げ場として安全なのは廊下らしい。
なるほど。
確かに廊下って余計なモノがないし、囲っているのは頑丈な壁だもんね。
…
夏に遭遇しがちな水の危険(海でおぼれた、クラゲに刺された)や、山の危険などについても書いてあったので、タイムリーに読める話題もたくさん。
実際に、先日キャンプで山登りをしてきた長女も
「そうそう、山登りの時は鈴がいるんだよね」
なんて再確認?していて(私は知らなかった…)、やっぱり買ってよかったかもなあと。
紙の本は増やしたくないんだけど、図鑑系はやっぱ紙が見やすいね。
ということで、気になる方読んでみてね〜。
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