毛皮のコートとウマ娘。
寒くなってきましたね。
もう11月ですもんね。
先日、毛皮のコートを来ている人を見かけた。
毛皮のコート。
何の毛なのかは知らない。
でも、おそらくなにかしらの動物の毛。
それを見て思ったこと。
「この人はビーガンではないんだな」
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少し前に、ビーガンについての記事を書いた。
これを書いてから、自身の生活がビーガンにシフトした…わけではない。
相変わらず、肉魚卵は食べているし、牛乳も飲んでいる。
ただ、
「ビーガンという生き方」を選ぶ人がいることを知ってから、
色々なシーンで「自分がビーガンだったら?」と考えるようになった。
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たとえば、中華を食べる時。
チャーハン、餃子、レバニラ。
どれも好きだし、どれも食べる。
でも、もしビーガンだったら?
チャーハン→卵と肉抜き
餃子→肉抜き
レバニラ→レバー抜き
こうなる。
こうなるんだよね。
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回転寿司。
もしビーガンだったら?
かっぱ巻
納豆巻き
いなり寿司
ポテトフライ…とか?
回転寿司だと、割と選択肢はあるかな。
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アニメ「ウマ娘」を見た時。
詳しくは知らないのだけど(子どもたちが見てる)、競馬の話。
馬になった女の子たちが、レースに出るというシュールな設定のアニメ。
競馬=動物を利用する営み。
だから、ビーガンの人は見ないよなと。
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といった感じで、ビーガンの視点を持つと
いかに、世界が多数派中心に回っているか、ということが分かる。
この日本で、ビーガン人口ってどのくらいいるんだろう?
少ない。
この少数派の人たちは、特に外食するとなると
かなり店を選ぶよなーと思う。
でも、私がよく行くドトールには
こんなメニューがある。
飲み物も、コーヒーや豆乳ラテもある。
だから、ビーガンの人でも何か抜いたりすることなく食べられていいんだろうな。
スタバもオーツミルクとかあるし、カフェはビーガンの人にもやさしいのかも?
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といった感じで、「自分がビーガンだったら?」とよく考えるようになった。
何が言いたいか、いうと
やはり、世界は多数派中心に回っているよね、ということ。
「誰一人取り残さない社会」とか言うけど
それって結局「多数派」の人が「少数派」の人に向けて言っている言葉だよなあと。
いや、だから何なん?って話なんですが。
ビーガンに限らない話なんですが。
少なくとも、
「みんな当然肉魚食べるよね」
ではなくて
「ビーガンという生き方を選んでいる人もいる」ということを、頭に置いておくことって大事なんだろうなと。
そんなことを考えた土曜日でした。