自然の避難所、ありますか?
先日、熱海に行きました。
部屋からは、海が見える。
近くに緑もある。
心地よく、ぼーっと見ていられる風景。
いいなー。
海は広いな大きいな。
そういえば、この本にそんなこと書いてあったな。
シンプルに言うと、自然に身を置くことって大事だよーって本。
で、熱海でみた景色にピンときたのは
あ、これだったのかなーと。
近所に海がないので、私にとっては適度に興味を惹かれるよい景色。
******
この本、ちょっと怖いことが書いてあって。
本に載っていた実験結果。
・異常に混雑した環境に何匹もの猫を押し込めた
→猫は横暴になり、いじめっこ軍団と化した
・同じく混雑した環境に複数のラットを押し込めた
→巣作りの方法を忘れ、自分の身体を食べ始めた
・霊長類が狭い場所に閉じ込められる
→ホルモンのバランスが崩れ、生殖能力が急激に低下する
…
ということは???
都会で暮らしていると、脳の中の扁桃体(恐怖心を司る部位)や、恐怖心やストレスを調整する脳梁膝周囲部が活性化する。
都会には自然の避難所が必要。
多様な自然を満喫し、そこから活力を得る必要がある。
だから、
身近な場所に自然があることが大事だし、
学校や職場の景観一つとっても、もっと知恵をしぼるべきでは?という話でした。
感想
都会、狭い場所に人を詰め込んでますよね。
都会と言われる場所(東京)に住んでいるのですが、まあ色々狭いです。
学校の校庭や公園とかも。
便利な場所であることは間違いない。
でも、自然の避難所があるか?と言われると、どうだろう?
緑いっぱいの公園はある。
でも、自分からそこに出向かないと、自然に触れることって少ないのかもしれない。
だから、積極的に(?)自然の方へ出向くことが必要なのかもしれません。
以前、四国に住んでいたことがありました。
通学路の右には畑、左にはドブ。
網を持って、トンボを捕まえていたなあ。
わざわざ出向かなくても、当たり前のように自然がありました。
自然の近くに住むことが、人間の脳には一番なのかもしれない。
でもそれができない場合は、積極的に自然に出向く。
部屋や職場に観葉植物を置くだけでも、その効果はあるようです。
明日は、緑いっぱいの公園に避難しよ。
▼観葉植物が気になる方は、こちらもドゾー。