濃厚すぎるバターストーリー。
濃厚で胃もたれ?笑
柚木麻子「BUTTER」
柚木麻子さんといえば、
食欲がそそる小説「ランチのアッコちゃん」
ランチのアッコちゃんの著者なら、また食欲そそる系かしら?
と思い、KindleUnlimited対象だったのもあって読んでみることに。
…
「バター」というタイトル通り
バターそのものの話や、おいしいバターの話も出でくる。
が、単なる食ストーリーではなく
事件、家族、友人、恋人、フェミニズム、などなど多様な要素が濃厚に混ぜ込まれた話。
Kindleで読んだので本の厚みが分からないんですが、結構長かったな。
面白いけど、決してサクサク軽快に読み進められる系ではない。
良い意味で、軽く胃もたれする感じ。
食の表現の形容の仕方が、いちいち濃いなという印象。(←悪口ではないw)
…
でね、
掘り下げたい項目は多々あるけれど、やはり気になったのはこちら。
エシレバター。
みなさんは、食べたことありますか?
私はバター自体は口にしたことがないけれど、ここのフィナンシェを食べたことがある。
香りがよくて、すごくおいしかったのを覚えてる。
で、このエシレバター、小説に出てくるカジマナが推している。
これでバター醤油ご飯を作ると、バターの素晴らしさが一番良くわかるらしい。
カジマナ曰く
なんだって。
それってどんなよw
めっちゃ気になる。
少なくとも、エレベーターですっと一階に落ちる感じを、食で感じたことはない。
これを読んですぐに、家の冷蔵庫に入っていたフツーバターを使って、バター醤油ご飯を食べてみた。
…
うん。
おいしいけどさ、エレベーターですっと落ちる感じはしなかったよ。
エシレバターじゃないからかな。
それとも、そもそも舌の問題?
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ということで、
エシレバターで、バター醤油ご飯を食べてみたい、という話でした。(え)
濃厚な小説読みたい方いたら
柚木麻子「BUTTER」、ぜひ読んでみてくださ〜い。