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言葉の宝箱 0471【最初から努力ば放棄したら、達成できるはずの目標も達成できん】
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プロ野球チームの監督殺害の容疑で、戦力外通告を受けた投手が逮捕された。新人弁護士の中垣拓也のもとに弁護の依頼が舞い込む。容疑者はかつて共に甲子園を目指した球友の宇土健太郎だった。高三の夏、ある事件をきっかけに絶交した二人。脳裏には、ほろ苦い“約束の記憶”が蘇る。
中垣は宇土の無罪を勝ち取れるのか?
法廷サスペンスと青春小説が融合するミステリー。
・「努力だけで越えられん壁があるって思い知らんかったら、
おいはいろいろ勘違いしたかもしれん」(略)
「おいは逆や。
最初から努力ば放棄したら、達成できるはずの目標も達成できん」 P33
・「正義とはなんだ」(略)
「罪のない人に、理不尽な罰を与えないことです」
「違うな。罪を犯した人間を、けっして野放しにしないことだ。
罪を犯した人間には必ず罰を与える。
それによって、法治国家の治安を保つことができる。
罪人が罰せられることもなく、のうのうと社会を闊歩するようでは、
国民は安心して生活を送ることが出来ない」 P129