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言葉の宝箱1340【正義の中の悪徳、裏切りの中の真実、信頼の中の猜疑心……。戦争という舞台では、善悪の基準は、錯綜し混乱し、そして、しまいには、何が何だか分からなくなってしまうものかもしれない】


『環らざるサハラ』藤田宜永 11(講談社文庫:1993年8月15日)



・善悪の判断は、自分自身でつけなくてはならないんだ。
そして、それをやるのは、子供の頃じゃなきゃならない P99

・運命には逆らえんのだ P295

・運命というものはある。
人の思いや考えでは、どうにもならんことがあるんだ P296

・汚い手。
分かってはいるが、
奴の弱みを利用して働かせることができるに違いない P312

・正義の中の悪徳、裏切りの中の真実、信頼の中の猜疑心……。
戦争という舞台では、善悪の基準は、錯綜し混乱し、
そして、しまいには、
何が何だか分からなくなってしまうものかもしれない P417

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