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言葉の宝箱1293【指示を出す人間は、手足になる人間に説明もしないし、相談もしない】


『牙をむく都会』(中央公論新社:2000年12月10日)*岡坂神策


・反省するのは手遅れになってから、
というのがいつものわたしのパターンなのだ P66

・何かに呪縛されていない人間は、ある意味では不幸じゃないのかな P81

・好き嫌いがはっきりしているだけに、人を見る目がある P82

・正論を述べ立てたとしても、
肩書のない人間の言うことなど、だれもまともに聞いちゃくれない。
そもそもシンポジウムのパネラーは、
いかに人の話を聞かずに自分だけしゃべるか、という
特技を要求されるんだ P97

・自分と同じ価値観を持つ相手には、
自分自身と同じくらい信をおくのが、わたしの持論でしてね P405

・人間かっとなると、何をしゃべり出すか分からないから、
それをあてにしたのさ P440

・ジャーナリストとデカは、相手にしゃべらせるのが商売だ P442

・功なり、名を遂げた連中にとって、死ぬまで守るべきものといえば、
もう名誉しか残っていない P471

・指示を出す人間は、
手足になる人間に説明もしないし、相談もしない P472

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