言葉の宝箱 0255【人間は考えることを放棄した瞬間、人間ではなくなる】
「なーんの面白味もない人生やったなあ」
病床にある祖父の言葉が頭から離れない26歳のコンビニ店員修司は
ある日借りのある同僚から『ヒーローはキミだ!』という
胡散臭い求人広告のアルバイトを持ちかけられた。
その会社にいたのはちょっと癖のある人達。
いきなり任された仕事は今をときめく人気漫画家の“お守り”?
訳がわからないながらも真面目に仕事をこなす修司は
次第に信頼を得るようになるが、修司の前に過去のトラウマが立ち塞がる。
・考えることを放棄したんス。人間は流されるんスよ。
考えることを放棄して意見の多い方に流されて行くんです(略)
人間は考えることを放棄した瞬間、人間ではなくなるんスよ P143
・誰にだって“替わり”がいるの P169
・天才とは努力する秀才のことである P180
・成功への近道は、遠回りをすることです P181
・人はわりと簡単に自分の頭で考えることを放棄してしまうんスよ P219
・オレだけが知ってるコイツの笑顔 P220
・自分の言葉や行動で、誰かの人生が変わってしまうかもしれない P281
・人は常に誰かと関わり合い生きています P283
・周りの言葉に流されずに俺自身をしっかり見てくれる人を見つける P313