貧しくなる集団
あまり知られていない話をします。貧しくなる集団の特徴について。
困りごとをかかえてる人を放置したり排除したりする組織や集団は貧しくなっていく傾向にあります。そこに属するメンバー皆で貧しくなっていきます。
これは企業も同じです。
経営状態がまずい企業では困りごとのある社員を大体放置か排除してる率が高い。これはマネジメント層がトップに忖度して情報吸い上げなかったりおらが村の掟に忠実すぎるであるが故に起きます。
しかし、これをやっても経営は改善しません。いずれは集団皆で貧しくなります。
理由は生産性が低下するからです。必要な人まで抜けてしまい、穴が埋まらない。組織に見切りをつける人が増えて流出していき、発想や実行する手数も減り全ての面でダメージが出て回復しないのです。
儲からないのは、「お荷物社員」が増えたからではありません。困りごとを放置、排除しているからです。これに気づけるかどうかでかなりの差が出ます。
すぐれたトップはこのような状態になる前に手を打ち、困りごとの出ない仕組みを先に作ります。理由は、困りごとは見える化された状態では既にかなり大きくなってしまっているからです。
一流のトップは、メンバーの困りごとを解決できる人ではありません。困りごとが起きる前に解決しておく人です。
今日も良い一日を。
#豊かになるには #経営 #ビジネス #マネジメント #人のつながり
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