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似て非なるものって多い?働き方改革やワークライフバランスという表現から思うこと(1)

 今回は言葉遊びに近い感じの話題になります。

 「働き方改革」。その目指すところを考えると、正しく言い換えれば「休み方改革」ということなんですかね?
 「ワークライフバランス」も。どっちかというと「ワークインライフ」「ライフバランス」のほうが意味としては適切な感じなんですかね?

◆よくよく考えるとなんか変
 なーんとなく通じていましたが、よくよく考えるとな〜んとなくあやふやで曖昧なニュアンスの言葉。単なる言葉遊びのようでいて、きちんと意味を考えないと、やがて道を外れて働く人のデメリットになるか。そんな危険な香りを感じましたので、あれこれ考えてしまいました。

◆「働き方改革」って?
 なんとなくあやふやで曖昧で独善的解釈なんですが、そもそもあまりに働きすぎる日本の労働者を休ませて仕事一辺倒から脱却!みたいなスローガンか?しかも休みたい人がこんなにたくさんいて「休みなさい」と言っているのに休まないのだから働き方を変えてしまおう!の改革と想像していました(言葉の定義を調べたわけでなく世の中の受け止めや風潮を感じての勝手な感想ですが…)。

 そんな働き方を改革すすめるため、
・例えば、労働時間短縮を断行したらどうなるんでしょう?きっと自宅に仕事を持ち帰るだけ…?昭和な時代には通称"風呂敷する"と言っていたヤツね。

いくら時間あっても足りないんだ(unsplash)


・時間短縮ではなく、仕事量を縮減したらどうなるんでしょう?
 それは会社がヤバくなるから絶対無理!と考えますよね。なぜか経営者目線になるサラリーマン多そう?

◆働き方じゃない?
 つまり、働き方からアプローチすると日本人の性格上、埒があかない印象が強いのです。
 彼の国フランスでは「つながらない権利」が法制化され、勤務時間外は会社PCに物理的に接続できないそうな。先進国でさえそれくらいやらないと人間を仕事から解放するのが難しいんじゃ、日本はかなりハードル高そ。

物理的に繋がらないとムッチャ気楽よ
(unsplash)

 ということで、働き方からアプローチしてもゴールに近づけない。
 ならば、休み方からアプローチ?

◆周りがきになる…
 ただ、休み方からアプローチしても、即効性ある処方箋が全然思いつかない。
 染み付いた滅私奉公の働き方を、自分優先な働き方に転換するのはほぼ無理。

 輪をかけて日本の「同調圧力」の雰囲気。帰りにくい雰囲気が無駄時間を増やす。

 これまたどうしたらいいんでしょうかね。

ずっと見られて嫌なんですが(unsplash)

◆他者に期待しない
 ひとつだけヒントらしきこと見つけました。
 自分が休むためには会社に期待するんじゃなく自ら覚悟を決める!ということか。

 Diamondオンライン(20200928)に、<精神科医が教える、同調圧力に負けない「たった1つの方法」>という記事にヒント。

・同調圧力に負けないために重要なのは「自分の意思をきちんと持つ」ということ。「自分のやりたいことを明確にする」こと。自分のやりたいことが100%明確になっているなら、他人の意見など気にならなくなります。
・書くことで「自己洞察力」を鍛える。他人が見る、他人に批判されるかもしれない緊張感があなたを真剣にしアウトプットの効果を高めるのです。普段からさまざまな問題を考え、自分なりの「最適解」を用意しておく。
・「事前に書いておくだけ」で流されなくなる。事前に自分の考えや結論を、紙に書いておくだけで「同調圧力」の影響を回避できます。(以上一部抜粋)

思いは文字にしてみて(unsplash)

 私もこのこと同意します。
 私も毎日NOTE投稿活動を通じて自分へ勇気づけ。書き込めば自分の考えの矛盾点にも気づき修正できますから、さらに信念に近づけますよね。

◆まずは自分の頭で考える。
 自分の人生は自分で考え行動しないと。
 思考停止し馬車馬のように働く社畜になってはならぬ。

 多様性の時代は個を尊重する時代。そんな時代に個が思考停止してはいかん。自分で考え自分の意思をもつ。

サッと鞄抱え旅に出ちゃおう(unsplash)

 そんな思いを文字にしていざ勇気をもち改革してみませんかね。自ら覚悟です。

 長々書き込みつつ、そもそも働くために休むものか、休むために働くものか…人の働き方や休み方としてはどっちなんですかね?

 働き方改革のつもりが働かせ方改革になってしまわぬよう祈ります。

 次回はワークライフバランスに話しを替えて続けてみたいと存じます。大変失礼しました。

             yoitenki4110

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