ジムでの出来事
朝早くジムでトレーニングをしていたら、中国人の留学生と仲良くなった。現在、日本の大学2年生で経営の勉強をしているという。コロナ時期はオンラインで学校の授業を受け、ジムでトレーニングをするというルーティンのようだ。がっちりと鍛えて、コンテストに出たいと熱望してる頑張り屋さんだ。インターバルの時に鏡の前でポージングの練習をしている。
僕にはそこまで追い込めない。しかし、負けていられないと思い、いつもよりもかなり追い込んでしまった。
いつもよりもセット数を増やしてしまい、体にもかなり乳酸がたまっている。
彼からは「凄いですね。僕も見習いたいです。」
僕は、「いやいや、君はそんなに大きいじゃないか。」、そして「いえ、あなたのほうがすごいです」などと言ったやり取りをしていた。
もともと柔道をやっているという彼は、背はそんなに高くないが、肩幅をがっちりとしており、背中も厚みがある。僕も柔道出身だということを話したら、「今度稽古してください」と言われた。「いや、君にはかなわないよ(笑)」と答えたが。こういう光景もたまには刺激になるものだ。
コロナの影響で中国の家族には会いに行けず、日本でバイトをしながら大学に通っているという。将来は貿易会社を立ち上げて、日本と中国の経済交流に貢献したいと言っている。楽しみだ。
今度は、飯でも食いながらいろいろ彼と話をしてみたいと思う。
そう思うと、僕も闘志が沸いてきた。