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起爆剤とは?

今日もフランスからボンジューR!

12月も中盤に差し掛かり、師走という名前のとおりに皆さんの心の中も今年の締めくくりややり残したこと、忘年会(は今ないんでしょうか~?)で急ぎ足になっていることと思います。

こちら、フランスの仏人達は一家にひとつのクリスマスツリーはすでに設置を終えて、クリスマスのプレゼントの買い出しやクリスマスメニューに頭を巡らせたりと忙しい日々を送っています。

こちらは11月下旬から本物のもみの木がお花屋さんなどに並べられてそれを男性陣がかついで自宅まで持って帰ってくるスタイルで、日本のようにプラスチックの方が断然環境にも優しいのですが、もみの木の香りが家中に広がって癒され、今年もこの時期がきたなと感じる風物詩となっています。

さて、また前置きが長くなりましたが、
先日はお風呂に入らぬまま、寝落ちをしてしまったので、朝子供たちを学校に送り出してから優雅に朝風呂を〜と思ってお湯を張っておりましたが、半分まで入れた後に確認したら熱いお湯が出ていな〜い!
アパルトモンなので、朝のシャワー派が大半のフランスではよくあることです。
待っている時間もなかったので、温水プールのとなりみたいな温度でお湯につかりました。

さ、寒いっ~!!!!

これなら温まるどころか風邪をひいてしまう・・湯船にわざわざ入る必要がなかったのではないか。と、瞬時に後悔しましたが、普段当たり前だと思っていることが当たり前ではないことが次々と浮かんできました。

体の一部を日向湯から外に出すと、ピュ~!と体の熱を持っていかれる冷たさを感じながら、いつも何不自由なく熱いお湯につかれること、身体が暑いよ寒いよと知らせてくれること、身体が心地良さを知らせてくれることは有り難いことだなぁと。

このように、多かれ少なかれ
人は時に、『起爆剤』というものが必要になるときがあります。

突然の病気宣告、突然の解雇、引っ越し、恋人とのお別れ、離婚、家族の他界など

その多くは一般的にはネガティブといわれていることだと思います。

なぜ、わたしだけがこんな目に・・?

と思う人が大半かも知れないですね。

でもその一見、ネガティブだと思えるその現実は
『立ち止まって 自分の今の人生をもう一度じっくりと考えてごらん。』

というただのサインです。

そこにそれ以上の意味はありません。

これが、先程『起爆剤』といった意味です。

ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ‥四六時中お喋りをやめない子供達(オバチャンかも知れません)
居眠りをしていて全く起きる気配がない人
思考だけがぐるぐると空回りしている人

今その人に合っていない生き方を軌道修正するには『その人にとって衝撃的な音が鳴る何か』がないと気がつけないのです。
音とは自分の魂を揺り動かす衝撃ですね。

全ての人は宇宙のソースに繋がって、直感やインスピレーションという形でメッセージを受け取っています。
今進んでいるあなたの道はあなたが望んだものになっているよ、ちょっとずれたけど修正ができるよ、上手くいってるよ、違っているよ、など

なんだかこの人と合わない気がする。
なんだかここは嫌な気がする。
気が乗らなかったけど来てみたらすごく楽しい。
やりたいことはこれだったかも!

このような些細な感覚を通じて自分が計画してきた道に向かって歩んでいるわけです。

ですが、自分の人生があまりにもズレ過ぎているとその感覚にも気付けなくなるような、宇宙のソースと繋がっていないような錯覚をおこします。

正確にいうと直感は常に受け取っているのですが、
それを自らがシャットダウンしてしまっているのです。

だから
何を、誰を信じたらいいのかわからない。
自分がどうしたいのかわからない。
わたしには直感とかないし‥。

となってしまうわけです。

もはやそういう状態になっている時には誰かを通しての助言もアドバイスも全く耳に入りません。

この人、わたしを騙そうとしているのかも。
また適当なこと言って、そんなこと信じない。

などと思考により一層疑いのフィルターをかぶせて
誤作動を起こしたように思考の一部分だけが暴走し始めます。このような状態になるともう負の悪循環が止まりません。

それを止めるためにその人に応じた起爆剤が発動するのです。

本当に自分が生きたい人生を生きていますか?
誰かの代わりに生きていませんか?
やりたくないことをやっていませんか?
自分や周りを見ていますか?
毎日真剣に生きていますか?
人生を楽しめて居ますか?

もちろん軌道修正のためのメッセージは人によって違います。

ですが起爆剤は何であったとしてもあなたの気をこちらに引き戻すためだけのもの。それ以上の意味はないので、そこにのめり込んでいかないでください。

家族や恋人、大切なペットが死んでしまった‥と何年も引きずっている人もいます。
そんなあなたを見て逝ってしまった家族やペットは喜ぶでしょうか?
楽しくない顔のあなたを見て向こう側にいるご先祖さまや応援してくれている存在はどう感じるでしょう?

大きな病気を宣告されてしまった。

これもよくありがちですが、落ち込むところは見当たりません。
身体の声を無視して生きてきてしまったのだな、
自分と向き合っていなかったのだな、
それが今分かったのだから、今からどうやって軌道修正しよう?
これからどうやって身体を大切にしていこう?

それだけのことです。

方向を変えたらあとは進むだけです。
落ち込む箇所はどこにもないのです。

あなたはあなたの人生を、
あなたがやりたいと思う人生を、
あなたが楽しいと思う体験を目一杯することが自分のため、周りのため、家族のため、みんなのためになるのです。

今年もあと僅か、楽しめていない自分がいたら、そのズレを戻して好きなこと、飽きないこと、熱中できることを思い切りやってみてくださいね!

人生は誰にとっても楽しいものですあるはずです。今までは違ったかも知れません。
でも今からの時代はこれが主流であり、ここに生きている意味です。
いつもあなたを応援しています。


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