顧客満足度・利便性を考える「アベイラビリティ」 マーケティング入門#04
こんにちは、鷹(よう)です!
このマーケティング入門は「もの」や「サービス」を売る人に向けて、
売上を伸ばす方法を簡潔にお伝えしています!
1記事5分で読めるようにしているので、是非ご活用ください😊
前回の振り返り
前回は「AIDMA」についてお伝えしました!
AIDMAとは商品の認知から購入に至るまでの過程でしたね!
そして、これは「注意」「興味」「欲求」「記憶」「行動」の5つに分けることができます!
これら5つの過程で、「それぞれの戦略を立てる必要がある」という話でしたね!
「前回の内容を覚えていない」「まだ#03を見ていない」という方はこちらからどうぞ☝️
アベイラビリティとは?
さて、今回の内容ですが、「アベイラビリティ」についてお伝えします!
アベイラビリティとは、簡潔にいうと「使いやすさ」です!
そして、このアベイラビリティは2つに分けることができます。それは…
「メンタルアベイラビリティ」
「フィジカルアベイラビリティ」
です!
それぞれについて、説明していきますね😊
メンタルアベイラビリティ
メンタルアベイラビリティとは「ブランド想起性」です!
これだけでは、多くの方が「はにゃ?」となってしまいますね。具体例で確認しましょう!
例えば、「炭酸飲料と言えば?」といった質問をされたとします。その時、あなたはどの炭酸飲料を思い浮かべますか?
コーラ、サイダー、ファンタ、ジンジャエールなどが思い浮かぶと思います。
このように、消費者が商品を思い浮かびやすい時、メンタルアベイラビリティが高いと言うことができます。
一方で、昔発売されていた炭酸コーヒーなどは全く想起されないでしょう。このような商品はメンタルアベイラビリティが低いと言えます。
このようなメンタルアベイラビリティの低い商品は、売上が伸びないということになります。
フィジカルアベイラビリティ
次に、フィジカルアベイラビリティとは「身体的な使いやすさ」です!
先ほどと同様に「はにゃ?」となる方が多いと思うので、具体例を確認しましょう!
ある日、「コンビニに行きたい!」と思ったとします。そして、「家の近くにはセブンイレブンがあり、ファミリーマートはない」という状況です。
この場合、ファミマは必要な時に、購入機会を提供できていないことになります。
結果、「売上が伸びない」ということになります。
つまり必要とされた時、物理的に商品の提供が可能である場合が、「フィジカルアベイラビリティを確保できている」ということになります!
まとめ
いかがでしたか?
今回の内容をまとめると、アベイラビリティには2種類あり、それは…
アベイラビリティ
・メンタルアベイラビリティ
・フィジカルアベイラビリティ
そして、それぞれで重要なことは…
・メンタル
商品の購入・使用を阻む精神的障壁を取り除くこと
・フィジカル
必要とされた時、物理的に商品の提供が可能であること
です!
現在、フィジカルアベイラビリティに関しては、EC(ネット販売)で十分と思った方もいるでしょう。しかし、そうではないのです。
ここについては、後に中級編で説明しようと考えています!