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【第7回】休養は7つのタイプに定義される|自分の生活に必要な休息方法を見つけよう

片野 秀樹先生の著書「休養学」では、休養は7つのタイプに定義されています。

出典:休養学

この7タイプのうち、自身に不足しているものを日常的に取り入れることで、効率よく疲労を回復させることができます。

生理的休養:休息タイプ

参照:休養学

休息タイプは、みなさんがイメージする休み方に一番近い休養の方法です。身体活動を停止して、エネルギーを回復させます。

ただし、このような休み方でも目的を持つことが重要です。目的もなしに長時間寝たり、スマホを眺めながらダラダラしてしまうと、時間を無駄にした感覚が強くなり、余計に焦燥感が強くなってしまう恐れがあります。

「○時~○時まではダラダラする時間にしよう」「普段の睡眠不足を解消するために休日は長く寝よう」「午前中は気になっていた映画を観よう」など、ある程度の計画を立てるようにしてみてください。

生理的休養:運動タイプ

参照:休養学

「運動が休養?」違和感を持つ人もいるかもしれませんが、適度に運動をすることで血液の流れがよくなり、酸素や栄養がスムーズに運ばれるようになります。

これによって老廃物が流れやすくなったり、リンパの流れがよくなったりすることで疲労感の軽減につながります。

とくに「パソコンでの作業が多い人」や「考え事をする時間が長い人」は、軽いウォーキングやストレッチなどを取り入れるのがおすすめです。

また、普段から運動の習慣がない人は「簡単にできることからでも十分」です。継続できる範囲で、日常的に身体を動かすことを意識してみてください。

生理的休養:栄養タイプ

参照:休養学

食事については、栄養バランスを意識しつつも、普段の食生活を少し振り返ってみてください。

「夜遅くにご飯を食べる人」や「いつも満腹まで食べている人」は、プチ断食やファスティングを取り入れて、意図的に食べない時間を作ったり、食事量を減らしてみたりすることも、身体を休めることにつながります。

とくに現代人は加工食品やファーストフードなどの摂取量が多く、腸内環境が乱れやすい傾向にあります。

このような食品をできる範囲で減らし、腸内細菌のエサとなる食物繊維を積極的に摂取しましょう。

参考書籍

※今回の内容は複数の書籍や動画などを参考にして自分なりにまとめています。そのため、著者の考えと違う点があることはご了承ください。

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