【歩く姿は私の内面を映す】30代女性が"歩き方"に投資をしたら
ハイブランドのヒールをずらりと並べ、ニューヨークを駆け回るシングルウーマン。
[セックス・アンド・ザ・シティ] キャリーのライフスタイルは、その華やかさで多くの女性を熱狂させました。
この作品について、キャリーを演じたサラは「彼女にとって、靴のコレクションは情熱の対象なの。」と、コメントを残しています。
私も30を過ぎ、「何にお金や時間をかけるか。」という選択は、”所有欲”よりも「自分の人生を豊かにしてくれるかどうか。」が基準になりました。それは物であったり、体のケアであったり、資格や勉強、体験など様々です。
今回は、そんな私が「”綺麗な歩き方”に投資をした」お話をします。
歩くということ
”歩く”ことなんてもはや当たり前過ぎて、「投資するほど価値があるのか?」と思われるかもしれません。はたまた、その姿を綺麗にしたければ、キャリーのように素敵な靴を買えばいいという考え方もあります。(もちろん、キャリーは歩き方だって素敵。)
にも関わらず、歩き方を良くしたいと考えたのには訳があります。
歩く姿は内面を映す
仕事関係やプライベートでも、大なり小なり「自分のことを良く見られたい。」と思うものです。そのためにメイクやファッションセンスを磨いて、時にはダイエットをし、"女子力"を高める努力をするわけですが、10〜20代の頃は見た目が「綺麗」「可愛い」と褒められることが大事でした。
確かに、当時はそれでよかったのです。
ですが、年齢を重ねるごとに関わる人の年齢層は広がり、見た目だけでなく”言葉遣い”や”気遣い”など人との接し方や立ち振る舞い、その人の内面を映す要素もついてまわります。
例えば、とても綺麗な人がダラっとした歩き方をしていたら
「あの人は綺麗だけれど、だらしなさそう。」という印象を受けますし、逆にそれが姿勢よく歩く姿であれば、「あの人は綺麗だし、しっかりしていそう。」という印象を受けます。
意識的にチェックをするような人は少ないと思いますが、歩き方から「なんとなく」その人の内面を想像し、印象として残しているのです。
投資をした結果
私の場合は、特別美人でもファッションセンスがあるわけでもないので、いかに人からの印象をよくするか。それも「外見」を褒められるためではなく、内面に興味を持ってもらえるような要素を磨きたかったのです。
また、整体の仕事をしていたので、お客さまに体のプロとして「この人は信頼できる」という印象を持ってもらいたい。という思いもありました。
結局、納得のいく歩き方ができるまで約半年ほど時間がかかりましたが、毎日していることなので日に日に変化がわかりました。
背筋が伸びたことで目線が高くなり、疲れやすかった足や腰の負担もだいぶ軽くなりました。何より、周りの人から見て「あ、この人は歩き方が綺麗だ。」と認識してもらえるようになったことが1番嬉しい変化です。
今の歩き姿なら、キャリーのように高級なハイヒールも自信を持って履いて歩けそうな気がしています。笑
きっと、”少しの素敵な靴”と”綺麗な歩き方”があれば、人生はもっと豊かになるかもしれません。
SHiRO Body making YUKI