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『The Reunion』生ラミンはすごかった【コンサートレポ】





コンサート「The Reunion」

に行ってまいりました。

念願の生ラミン様…..!
皆さん、かの有名なファントム、ラミン・カリムルーをご存じでしょうか。
私はいつか、彼の歌声を生で聞けたらいいなぁ、と思っていて、
そんな"いつか"をこんなにも早く実現することができて、とても幸せな時間でした😭


私は以前からミュージカル「オペラ座の怪人」が大好きで、
先日までは劇団四季さんの舞台を観に行く等していたのですが、
それまでの間はずっと、ロンドンで2011年に行われた『The Phantom of the Opera at the Royal Albert Hall: In Celebration of 25 Years』という、オペラ座の怪人 25周年記念公演が収録されたDVDを見て、楽しんでいました。

そのDVDの公演で ファントム役を演じられていたのがラミン・カリムルーさんという方で、
今回行ったコンサートはそのラミンさん(様)が出演されるということで、行ってきました✨

他にも、海外で活躍されている・海外のオペラ座の怪人に出演していらっしゃる俳優さんや、日本で活躍されている城田優さん、新妻聖子さん等が出演されていて、とても豪華なコンサートでした。
行けて良かった(´;ω;`)



サントリーホール!

場所は、赤坂にあるサントリーホールで、キャパが約2000人の大きな会場でした。 私は初めて行ったのですが、音響が有名らしく?コンサートでよく使われているようです。
外観からなんだか重厚感があって、中にいらっしゃるスタッフさんたちも皆ウエイターみたいな、男性は蝶ネクタイのちゃんとした正装(燕尾服?)、女性も正装のような服装をしていらっしゃって、うおおお…となりました(((;°ω°;)) 普通の劇場よりもオフィシャルなのかっっ!と驚いた。。。
ロビーにバーとかもあったし、クラシックの会場ってみんなこういう雰囲気なんですかね…? Tシャツとかじゃ来れない感じがしました(そんな決まりはない、と思うけど….)。
いつか観劇前にお酒を飲んでみたいです🍸


高級感(?)のある外装
入口は空が見える ひらけたところ
滝みたいなのもあったり

入口横に今回のコンサートの看板があって、それを撮るのにちょっと並びました。
周囲を見た感じ、お客さんはやっぱり女性が多いかな…?と思いましたが、こういったコンサートや舞台観劇のジャンル自体、全体的にファン層は女性が多いのかなぁ と思うなどしました。
劇団四季は女性のお客様が多い、と聞いたことがあったので、他のこういったコンサートやクラシックのコンサート、はたまたクラシックバレエなどの分野は 男女人気に差があるのだろうか、と考えたりしました。ちょっと調べようかな🤔


看板
素敵なメインビジュアル!

出演者の方を改めて書くと、
海外からは、ラミン・カリムルーさん(今までの出演:オペラ座の怪人、レ・ミゼラブル等)
アール・カーペンターさん(オペラ座の怪人、レ・ミゼラブル、エビータ、美女と野獣等)、
ブラッドリー・ジェイデンさん(オペラ座の怪人、レ・ミゼラブル、ウィキッド、マイ・フェア・レディ等)、
アメリア・マイロさん(オペラ座の怪人等)、
日本からは、城田優さん(エリザベート、ファントム等)、
新妻聖子さん(レ・ミゼラブル、ミス・サイゴン等)

の6名で、何とも豪華すぎるメンバー。。。という感じでした。
この中だと正直、私はラミンさんと城田さん、新妻さんしか知らず、
歌声に関してはラミンさんと城田さんのみ、、という状態での参戦でした。
が、それでも経歴を見るだけで錚々たる顔ぶれだ、というのはわかる….(笑)
看板を見ただけで、ワクワクしました😳♡



中に入ってからも、床や壁、内装すべてが高級感のある感じで、階段とかは大理石….? まわりがピカピカしすぎて若干びびりました😇
今まで劇場にばかり行っていたので、コンサートホールってこんな感じなんだ…と勉強になったかな。天井のライトもシャンデリアのようなきらめきの少しオレンジがかった照明で、初めてながらにドキドキしました。

天井…
壁も 高級な雰囲気なの….
入口の上の壁
なんか装飾がすごかった….

入ってすぐのロビーにグッズ売り場があって、色んなグッズがありましたがその時点では恐らくトートバッグのみ売り切れでした。ロビー混みすぎててよくわかんなかったけど😂
バーカウンターの付近も、お客さんでごった返してました。キャパ2000人だもんな…. 人が多くてすごかったです。


あと、チケット確認後にフライヤーをもらいました。

Caution!
今回のグッズ一覧。
ラミンのアクスタ😂
ラブネバーーーーーーーーー!!!
ファントムだ(´;ω;`)ウウウッ

(チケットとれたので来年行きます、、市村さんが見たい…!)
ビリー・エリオット!確か映画がありますよね。
ビリエリも気になるんですがお金が….(汗)
10月までやっているので、機会があれば行きたい!!
他にも、出演者の城田優さんのコンサートとか、
現在公演中の「RENT」とか、
色んなフライヤーがもらえて楽しかったです^^
RENTは確か昨年、病んでた時にたまたま見つけて、
「元気もらえそうだし行こうかな、」と思って行けなかったので、今年は行きたい…行けるかな….

こんな具合に様々な作品のフライヤーがもらえたので、上演前や休憩中に眺めていました。 このフライヤーをきっかけに、次観に行く作品を決める方も多いのかなぁ、きっと宣伝になりますよね。


座席については、また特殊な感じで、
ステージをぐるっと囲むような形になっており、なんだこれー!とびっくりしました。座席はブロックごとに分かれているのですが、それらの各高さも場所によって違うような形をしていて、なんだかすごく建築チックな会場内でした。

ステージをぐるっと囲む座席配置
そんなわけで、廊下もぐるっと1周まわれるようになっています。
お散歩だーと思って歩いてた
←いつも会場を徘徊しちゃう人( ◠‿◠ ) 

とにかく作りが面白い会場で、興味深かったです。





内容に関しては、とにかくミュージカルの曲がどんどんどんどん演奏されて行く感じで、
2曲目の「Think Of Me」(オペラ座の怪人より)は早速泣きそうになっちゃいました… イタリアでクリスティーヌ役を演じられたアメリアさんが歌われたのですが、感情を歌に込めるのが上手すぎて、"オペラ座の舞台に立つクリスティーヌ"が見えた….
衣装はぜんぶ男性陣はスーツ、女性陣はドレスで、THEコンサートという感じなのですが、その時ばかりはスカーフを持って歌うクリスティーヌが見えて……(;_:)
表現力が凄かったです。歌詞の「思い出して あの日々のことを」「二人で過ごした全ての年月を」ってところとかは、先日観ていた横浜公演を思い出してウルッときてしまいました。これはファントムとクリスティーヌの愛の歌なのよ….

全体を通してですが、海外のミュージカル俳優さんたちはやっぱり歌い方が違うんだなぁと思いました。余裕がありまくる、ありすぎる…
どんなに難しい曲・部分でも発声が余裕すぎて驚きました… 声量も大きいし、声の出し方が伸びやかでまだまだ出るぞ、って感じ。

それに、ラミン様やアメリアさん、他の方もだけど、声に艶があって潤いがあるなぁ、と思いました。なんだろう、声に水を感じるの(語彙力)。
不思議だったな~


他にも『ミス・サイゴン』や『レ・ミゼラブル』、『シュレック』、『サンセット大通り』などのミュージカルの曲が次々と披露されていって、
歌う方もどんどんシャッフルされていくので「次はなんだ!」とワクワクしながら聞いていました。
ただ、オペラ座の怪人以外の曲は、私自身が知らないせいで初めて聞く音楽ばかりでよくわからない部分もあって、先に調べときゃよかったな~と思ったりもしました。演劇は劇だから結末がわかんない方がいいけど、コンサートは曲がわかるほうがいいのかも😶 それでも初見で聞くことは、自分がどんな曲が好きなのか、どんな音楽を好むのかを考える・知る機会になるので、それはそれで大事だよね と思ったりしました(´▽`*)


アナ雪はすごかったー  2幕初めにアメリアさん(メイン)+全員での「Into The Unknown」(映画アナ雪2より)があったのですが、歌声も声量も声の伸びもぜんぶ凄かったです。冒頭・中盤で「アア~アァ~~」って妖精?みたいな声があるんですけど、そこを新妻さんが歌っていて、あれって生で歌えるんだ、、、となりました(映画は機械音かと思ってた)。
声が透き通っててすごかった……

この曲もだし、今回の全部の曲の中でもアメリアさんの声が一番聞こえた気がしました。声量だけじゃなくて、耳心地がいい声なんだけど耳に刺さるっていうか、オケに混ざらない感じで、
声に関しては天性の生まれ持ったものだと思うので、素敵な才能だなぁと思いました。舞台観劇に通うようになってから、「声が魅力的っていいなぁ」と思うようになった(´▽`)
"声"はその人特有のモノだから、きっとアーティストの方にとって声は宝物ですよね。

新妻さんも、今回初めて私は歌声を聞いたのですが、超ミュージカルな歌い方で、全然今まで見たことなかったから知らなかったけど、超~~~~~絶上手かったです(初見な感想ですみません…)。なんで今まで知らなかったんだろう…
会場いっぱいに声が広がって、広げるような歌い方だなぁと感じました。ポカホンタスの「Colours Of The Wind」ソロ歌唱とかも素敵だった~ 上手かった~~…..
今後機会があれば、新妻さんの出るミュージカルを観に行ってみたいな と思いました…!


男性も女性も衣装替えがあって、ラミン様は3回ぐらい着替えてました。赤と黒のスーツがめっちゃ素敵だった。♡
女性陣のドレスもめっちゃ綺麗で、ドレスっていいなぁと思いました(*´ω`) アメリアさんは紫から青へ、新妻さんは緑からグレーへ衣装替えしていたのですが、新妻さんはヘアスタイルも変えてて「!?」となりました。早業😳


曲の合間のMCはほぼ英語で、城田さんが時々日本語に訳してくれていました。でも、英語がわかってるお客さんのほうが多そうだったな。
フランス国旗を持っている方もいたりして、レミゼのファンなのかな😳と思ったり。
あと、途中から座席につかれるお客さんに対しては、ラミンがすぐに見つけて手を振ったりしていました😂 「今は、この曲とこの曲まで歌ったよ!」って教えてあげてた(笑) それも面白かったです。


ラミン様と城田さんの「Die Schatten Werden Länger(闇が広がる)」(エリザベートより)では、
ラミンの、じっと相手を見ながら歌うところや、息を吸うと背中がこんもりするところ、まっすぐな眼差し、あと指輪をつけている指の形までがオペラ座ロンドン公演のDVDで見ていたラミンのままで、
あぁラミンだ、」となりました。その曲で歌っている彼をじっと見た時にはじめて、生のラミンが目の前にいることを感じられたかも。。。

動画やテレビなどで見ている人を生で見た時っていつも、その人が"その人のまんま"すぎるから、毎度バーチャル感が抜けなくって「ほんとうに見たか私??」な気持ちになるのですが、
こういったふとした瞬間の仕草・特徴を見た時に、あぁその人だ、って感じられるんだろうなぁ、と思うなどしました…



ラストのほうで「All I Ask Of You」と「Music Of The Night」のオペラ座ナンバーが続けてきたのですが、AIAOYが流れた時は「やっときたーーーー!!」と思いました(笑) やっぱりわたしはオペラ座が好きなんだな😂
どのミュージカルソングも素敵でしたが、オペラ座の曲は格別だ、と感じました。私の好みの話ですが、今回のコンサートで一番良かったのはオペラ座関連の曲を聞けたことだったかな~
AIAOYはアメリアさんと、イタリア公演でラウル役を演じられたブラッドリーさんが歌われたのですが、すっかりオペラ座の屋上だったな….… サントリーホールは照明も多彩多色で、曲に合わせてデザインされていたので、世界観に引き込まれるようでした。

MOTNはラミンかな と思っていたのですが、過去にファントム役を演じられたことのあるアールさんで、意外でした。アールさんはそれまで今回の公演のおふざけ役?(笑)な感じだったのですが、(ラミンにパシられたり😂)MOTNはものすんごい"ファントム"みが溢れていて、聞けて良かったです(´;ω;`) 単なるおもしろ枠じゃなかった……笑
Let your soul take you where you long to be~~~~~」のところは音も声量もすごくて、もう体全体が押されたような感覚さえしました。かっこいい~….. 落ち着いた大人の歌声が大好きな私です←



最後はラブネバで、、、これがもうやばかった、、すごかった、、
音圧ーーーラミンの音圧ーーーーーーー……..!!!って感じの歌でした。やっぱり今回の中で一番聞けて良かったのはこの「Til I Hear You Sing」(ラブ・ネバー・ダイより)だったかな。。。。
正直、この時点で私はあんまりラブネバに詳しくなくて、過去に一度だけ曲をばーーっと聞いたことがある、ぐらいだったのですが、
最後の「Till I hear you sing once moreーーーーーーーーーーーー」のロングトーンを聞いて、「あ、これは、アンドリューロイドウェーバーだな、、、、、」と勘づきました。
結局、私はALWの曲に耳が侵されている😇 本能的にALWの曲はいいな、って感じてるんだろうなぁと思いました。だからわかったのかも☝
自分の好みに自分で気が付いていくことは、人生を楽しく過ごしていく上で大切ですね。


中盤に演奏されたキャッツのオーヴァーチュアも好きだな、って感じたし、それも聞いた瞬間にキャッツだーとわかりました。オケだけの演奏も、曲の合間合間に挟まれていく感じだったんだよね。

私が座っていた席は 指揮者の方(アダム・ホスキンスさん)がよく見えて、改めて「指揮者って、超体力使いそうな職業だな😳」と思いました。
大きくS字を書くように指揮をしたり、肩だけを動かしたり、手だけじゃなく体全体を動かす、って感じの動きをしていて、
汗もかいてたし、指揮者ってオケ全体の"指揮を執る"わけだけど、楽器のタイミングや音楽面だけでなく、演奏者の気持ちも盛り上げるような、全体をつかさどるような役割なのかな、と思いました。

演奏者の方々も、曲数が多いからたくさん楽譜をめくっていて、楽譜をめくるタイミングまであらかじめ練習が必要そうだな、と思いました。
ホルン、トランペット、トロンボーン等は1人ずつで、バイオリンは2人いたかな。それぞれ一楽器につき1人しかいないので、これであんなに大きな音が出るのか~と驚きました、マイクもついてるとは思うけど。
いろんな楽器があったけど、特にグランドピアノがきらきらしてて素敵だった✨ あと、ホルンって演奏時に吹き出し口に手をつっこむんですか?ホルンの吹き方について調べてみたい😳
私自身が楽器経験が薄いので、演奏者の方々を見ているのも新鮮で楽しかったです。 ドラムのおじさまもかっこよかったー やっぱドラムやりたいな、と思ったり…..





そんな感じで、音楽に体全体がつつまれた素敵なコンサートでした🥰
とにかくDVDでずっと見ていたラミン様の歌声を生で聞けたのは、ほんとうに良かった。「いつかは…」って思ってたから、想像より早いタイミングで叶ったのが嬉しかったし、
アメリアさんも新妻さんも、アールさんもブラッドリーさんも城田さんもみんな素敵で、
世界レベルの歌声を聞くことができた、贅沢な時間でした。


ひとつ残念だったのが、私が座ったのがステージ後ろの”注釈付きステージバック席”だったのですが、そこは歌声がだいぶくぐもって聞こえて、
スピーカーは当たり前だけど全部前を向いているので、スピーカーから出た音が反射してこちら側に届く感じで、
慣れるまではだいぶがっかりするかなーと思いました。オケが目の前だから、オケの音が大きいとほぼ聞こえない…. オケがない曲、ピアノだけの曲やオケが静かめの曲なら歌声が聞こえるって感じです。
オケの演奏の方が聞きたい人はいいかも。あと指揮者の方(今回だとアダムさんが楽しそうに笑顔で指揮をしている姿🥰)を見れることはメリットだし特権かな、と思いました。特に今回のアダムさんはだいぶ見応えあったし(笑)
出演者の方は思ったより後ろを振り返ったりしてくれるので、そこはあんまり気にならなかったです。ただ1列目とか前すぎるとピアノやオケとかぶってしまって出演者の方が見えないこともあるかも….

そんな具合に、初めてのステージバック席はびっくりなこともあったなぁという記録でした。今後の参考にしたい☝(誰かの参考になれば嬉しい)
まぁ何事も経験ですよね。私はこの会場が初めてだったし、このコンサートを知った時にはこの席種しか残ってなかったので仕方がなかったのですが、それでもラミンの歌声を聞くことができたのは大きかったので、どんな席でも行けて良かったなぁと思いました🥰







というところで、『The Reunion』感想まとめでした。とにかく豪華だったなー!!楽しかった♪

最近遊んでばかりでお金も時間も使いまくってるけど(オペラ座中毒の結果よ←)、それでも百聞は一見に如かずで、機会はめぐってきた時に掴まなきゃ!と思っているので、思いきって行くことができて良かったです。

見たいものは見れるうちに、聞きたいものは聞けるうちにいこーね!!


今後も行動力を忘れずに生きて行こうと思います✨笑




以上~!






2024.9.1 2:17

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