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イチローさんの嫌いな言葉~『壁スゴ』より~

こんばんは、チーママやよいです!昨日は西沢泰生先生ご著書『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』の中から、あるゴルフ場のお話をさせていただきました。今日はこの本の中からイチローさんのお話をご紹介させていただきたいと思います!

東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。

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書道のはな*みち きれいな字が書けると人生はもっと美しくなる
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”イチロー”

と聞けば、みなさん同じ人を思い浮かべるのではないでしょうか。

たったカタナカ4文字だけでわかってしまうという唯一無二の存在です。

イチローさんは、日本でのご活躍もさることながら、メジャー1年目から新人王、リーグMVP、首位打者、盗塁王などなどさまざまなタイトルを獲得されてきたほんとにすごい方です。

イチローさんに関する本はたくさんありますし、名言もたくさんありますが、

そんな彼がインタビューの中で嫌いな言葉があります。

さてそれは何でしょうか??

・・・・・・・・・・・・・・

おわかりになりましたでしょうか?

正解は


”成功”

です。

「成功にもいろいろあると思いますが、自分の中でたてた目標というものを成し遂げた、そのことを”成功”というのならわかります。

でも、他人が言う成功を追いかけ始めたら、何が成功かわからなくなります。」

なるほど!

ですね。

やっぱり言ってしまいます。「なるほど!」と(笑)

さすがイチローさん!と言うべきでしょうか、深いですね。


”成功”は自分の中にしかない

人がいう成功って何かな

MVPをとる、何かタイトルをとる、組織のトップになる、書道家だったら展覧会で特選をとる・・・など、わかりやすいは評価はあります。

例えば、仕事は一人でやるものではありません。必ずお客さまや関係者の方がいて、業務を一人でやっていたとしても関わる人はたくさんいるものです。

趣味は一人でもできますが、仕事は一人ではできません。

だからこそ、仕事は人の評価、人の考え、人が決めたスキームに則ってやらなければいけない時もあるでしょう。

そこで、”成功”という概念を他人軸においたら、自分の人生というのは狂ってしまうものではないでしょうか。


書道界では、”展覧会しばり”ということもあるそうです。

好きじゃないのに展覧会に参加させられている書道家さんもいないわけではありません。

ただそういうのがイヤで、仕組みや相性が合わなくて、その世界ではチャレンジせずに、違う形で活躍されている書道界の先生方もたくさんいらっしゃいます。

自分が思う書の世界を築く

これを一番はじめにやったのが、おそらく、あのお酒のラベル”よかいち”で有名なバクザン先生(榊 莫山)でしょう。

バクザン先生、ご存知でしょうか?よかいちのCMに出られたり、当時バラエティー番組でもご活躍だった、見た目にもなかなかインパクトのある書家さんです。

バクザン先生は、”書壇”(書道界)という世界がイヤで、誰かに何かを言われてやるのがすごくイヤ。自分の本来の書における世界観が発揮できないと。自分はこもってひたすら書きたいんだと。

それは展覧会をしているとなかなか許されないことです。

だから”書壇”を離れることにしました。

書の道を歩いていく上で、”書が好きなのに、愛しているのに、書を一生やっていくという覚悟があるのに、その組織や仕組みが合わなくて成功できない、自分の才能を発揮できない”ということがあります。

しかし、”書壇を離れる”、そういう選択をされたのがバクザン先生で、結果、たくさんの方に愛されて、先生が思う”成功”を成し遂げられました。

バクザン先生の話はこの『壁スゴ』には載っていませんが、イチローさんと同じような”成功”の哲学をお持ちだったのでないかということでご紹介させていただきました。

イチローさんのお話に少し戻ります。余談ですが、

イチローさんの奥様は元アナウンサーの福島弓子さんです。彼女への評価はどうだったでしょうか。

渡米当初の奥様へのまわりの評価は、

ユミコはイチローと結婚できてラッキーだ」

でした。

ところが、渡米してしばらくたってからの評価は

イチローはユミコと結婚できてラッキーだ」

となりました。見事なまでの逆転です。

イチローさんを支える弓子さんの姿にまわりの声はあっさりと逆転したのです。

人の評価とはそんなものです。

赤の他人を喜ばす、これも素晴らしいことですが、まずは自分のために自分を支えて応援してくれる仲間のために頑張ることが大事です。

その時の気分やネタで盛り上がれるかは第三者の特権ですから、それはあまり気にしなくていいと言ってくれているイチローさんの重みのある言葉を本日はご紹介させていただきました。

いかがでしたでしょか?

人からの評価に惑わされることのくだらなさを語っている賢者たちの言葉を最後にお届けいたします。

・野球の田淵選手

自分の中にブレない軸を作ることが大切だ

・孫正義さん

日本のビル・ゲイツではなくて、世界の孫正義になりたい。”

これは、日本のビル・ゲイツという評価は孫さんにとっては成功ではない、ということですね。

・ジョン・レノンさん

人の言うことは気にするな。こうすれば、あー言われるだろう。こんなくだらない感情のためにどれだけの人がやりたいこともできずに死んでいくのだろう” 

これは、ヒトの目を気にするあまりに夢をあきらめたり、隠したりするともったいないということを言っていますね。

自分の軸がないと惑います。

最後にどなたかの言葉かは忘れましたが、

他人を基準にしたら、自分の明日は描けない”

どれもなるほど!でした。


それでは、最後に(ほんとに)恒例の

今日の水書き書道のコーナーです!
今日の草書はこちら!
何の漢字でしょうか?

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正解はこちら!
まずは行書で

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次に楷書で

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でした!

ふだんわたしたちが書いているものと少し違いますね!
千字文をお手本にしています!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

おやすみなさい⭐

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