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SNS時代に知っておくべき心理学〜ハロー効果〜

【今日のまとめ】
SNSは心理学の教科書みたいなものです。

yawaraishiです。

最近1冊の本を通勤のお供にしているのですが
これがまあ面白いんです。

けど分厚くてしょうがなくて
一向に読み終わる気配がありません

読了後にnoteにしようかと思っていましたが
すぐ書きたい気持ちが出てきたので
今日はその本から一部を紹介したいと思います。

今日は僕オススメの本
ファスト&スローから
心理学とSNSを絡めて書いていきます。

1 ハロー効果とは

この本を簡単に説明すると
脳の仕組みについて、脳を2つの役割に分類
どうして意思決定には誤りが起きてしまうのか
バイアスが生まれる要因
について書いた本です。

本の中では様々な要因が語られているのですが
今日はその中でもハロー効果について
取り上げたいと思います。

ハロー効果はSNSが持つあの力
なぜ起こるのか説明してくれます。

ハロー効果とは
あることの評価をする時
他の分かりやすい特徴に引きずられて
その特徴以外の要素についても
同じように評価してしまう現象です。

成功した起業家の言うことが
なんとなく全て正しく聞こえたり
不祥事を起こした政治家の言葉が
全て嘘のように聞こえる

このような現象は全てハロー効果で説明できます

ハロー効果は別名後光効果とも言うのですが
良く特徴を現した別名だと思います。

上の起業家の例で言えば
成功した起業家の言うことには説得力があります

しかし、その言葉自体に説得力があるのではなく
その人の実績に説得力がある
のです。

そのため、話す言葉の内容に関わらず説得力があるように聞こえます。

また、この起業家が専門でない分野
例えば絵画だったり、食事だったり
そんな専門外へのコメント
なんとなく説得力があるように感じる

これがハロー効果です。

さて、ここまで話したら
勘の良い方なら今日の話が予想できると思います。

SNSにおけるハロー効果とは何でしょう?

そう、フォロワー数です。
(またはスキ、いいね数)

SNSにおけるフォロワー数は正に力そのものフォロワー数が多い人の言葉
全て説得力があるように聞こえます。

しかしそれはハロー効果に依るものが多いです。

もちろん、フォロワー数が多いこと
これまでの実績による積み重ねなのですが
フォロワー数今出てくる言葉には
何ら関係ありません。

でも私たちは、評価を下す基準として
フォロワー数の影響を受けがちです。

そんなハロー効果との向き合い方について
僕なりの考えを書いていきたいと思います。

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2 ハロー効果と向き合うには?

さて、このハロー効果ですが
厄介なことに、本能的に起きてしまう現象です。

つまり、相手に対して
ハロー効果に従わないことを求めること
難しい要求であることを理解する必要があります。

また、自分に対しても
ハロー効果に従わないことには努力がいります

実際にnoteを例にとってハロー効果との向き合い方について
僕なりの考えを書いていきます。

■ 自分に対する評価編

まず、自分に対する相手からの評価について
ハロー効果が存在すること認めた方がいいです。

この記事よりはいいと思うんだよなぁ

自分よりスキがついた他のnoteをみて
こんな風に嘆いた経験は誰しもあるのではないでしょうか。

こういった時、大抵の原因は
相手の方がフォロワー数が多いことですが

フォロワー数だけでスキを稼いでる
そう文句を垂れてもしょうがないです。

ハロー効果は本能的に起こる現象
フォロワー数が記事の評価

かなりの影響を与える事実を受け入れるべきです。

多くの人に読んでもらい、評価してもらうには
内容だけでなくフォロワー数も重要

この事実はしっかり受け止める必要があります。

また逆にフォロワー数が増えてきた場合
自分への評価の一定数はハロー効果によるもの
この事実も受け入れるべきです。

フォロワー数に見合った評価になっているか
本当に記事の内容が評価されているのか

天狗にならず自問自答していく必要があると思います。

■他人への評価編

さて、今度は他人へ評価を下す場合です。

ハロー効果は本能的に起こる現象です。

人間の脳は常に楽をしようとしているので
かなり意識しないとハロー効果にやられてしまいます。

では、どうしたらハロー効果を逃れることができるでしょうか?

面倒ではありますが、評価を下すときに
どうして自分はその評価に至ったのか
みんながいいと言っているからではないか

このように自問自答してみると
ハロー効果に騙されている場合
すぐには理由が出てきません。

また、理由が出てきても
みんながいいと言っているから
成功している人だから

このように今評価すべきこととは
関係ない理由に引っ張られている時は要注意です。

特に注意すべきなのは悪い評価を下す時。
悪い評価を下す時ほど、ハロー効果に影響されがちです。

全然フォローされていない人の言葉だから
スキが全くついていないから

こんな理由で本当は素晴らしいnoteを
偏見で判断している可能性があります。

この悪い評価へのハロー効果
実生活でも起きがちなので
意識してみると面白いと思います。

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さて、今日はファスト&スローから
ハロー効果について取り上げ
SNSと絡めて書いてきました。

SNSは心理学と相性が良いというか悪いというか
心理学の教科書としてよく使えます(笑)

まだ僕も読みかけなのですが
ファスト&スローはかなりオススメな本になりそうです。

ぜひ良ければ手に取ってみてください!

本日も最後までありがとうございました!

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