NOTEイベント『物語のつくりかた』に参加してきました。
先日、ドラマプロデューサー・たちばなやすひとさんに学ぶ「物語のつくりかた〜人を感動させる構成とテーマ」に参加してきました。
たちばなさんはNetflix『全裸監督』のプロデュースや、情熱大陸のドキュメント製作を手かげた著名な方。
私自身『全裸監督』を観た時の衝撃は忘れられません。どれだけ心を動かされたか、製作に関わった全ての方にこの場を借り御礼を申し上げたいくらいです。今回はたまたまNOTEの告知でたちばなさんが登壇される事を知り、これは行くしかない!と早速申し込みました。
場所は外苑前でイチョウ並木が綺麗でしたね。会場には参加者に水とNOTE特製のノート(デザインも素敵)が用意されており、主催された方々の心配りを感じました。
ライブは時間通りスタート。上記のサイトでアーカイヴ視聴できるようなので、当日ご覧になれなかった方も是非。たちばなさんの記事に当日使われたスライドなども公開されているので、ゆっくりご覧になりたい方はこちらも観てみて下さい。
テクニカルな内容も、それを踏まえ大切にしなければならない事も、とても具体的に話して下さいました。私は最近作中のキャラクターを自分と距離のある設定にしたせいか話が進まず悩んでいたのですが、話を聞いていて方向性が見出せた気がします。特に終盤話されたこの言葉……
”創作は世の中を知ることで、自分を知ることでもある”
これは刺さりましたね。イベントはライブ終了後も参加者の質問が相次ぎ、たちばなさんが一つ一つ真摯に答えられていた姿が印象的でした。時間や様々な事を考慮した上で、今伝えられる事を最大限伝えたいんだ!と言う想いが、ひしひしと伝わってきました。
あらためて今回このイベントを開催して下さったことに感謝いたします。私がNOTEを始めたのは「誰もが創作を始め、続けられるようにする」と言う理念に深く共感したからなのですが、今回のイベントでそれを体感できた気がします。そうした理念がなければ、そもそもこんな無謀なコンテストは開催できないと思うんですよ……
イベントでNOTEの方が詩でもシナリオでも、と仰ってましたが、オールジャンルの作品を対象とするコンテストは聞いたことがありません。これは受け手に相当の熱量がなければ出来ることではないはず……それだけこれまでのフォーマットに囚われたくない、新たな感動に出会いたい!と言うことだと思います。
もしまだご存知なかった方は、一考してみてはいかがでしょうか。こんなに自由で、クリエイターの心を揺さぶるコンテストは、そうそうないのではと思います。私もこの記事を終えたら色々創造してみたい−そんな気持ちになっております。