唯一無二のブックレビューの書き方②
なぜ唯一無二でなければならないのか
ちょっと気になる本があったとします。
どうしようかな?読んでみようかな?
そもそも、どんなことが書いてあるのかな?
そう思った時、私達がとる行動はほぼ間違いなく、「本のタイトル」でネット検索です。
おそらく、Amazonや出版社のサイトが上位でヒットするでしょう。それを見れば、その本の「内容」を何となく知ることが出来ます。
そこに書かれているのは、正しく抽出された「本の概要」です。誰かの偏見や思い込み、自分語りが綴られていることはありえません。短い文章で、きっちり何の本なのか紹介することが目的だからです。
これがヒントです。
正しく本の内容を紹介する、という作業は(大抵の場合)別の誰かがやってくれているのです。
だから、これと同じことをやっては意味がありません。
ただ「本の概要」を語っても、誰も読みません。誰も聞きません。
私達は、Amazonや出版社のサイトには書かれていないこと、削ぎ落とされているものこそ、言葉にしないといけないのです。
つまり、
「あなたの偏見」「あなたの思い込み」「あなたの自分語り」
これらこそが、私達のレビューの心臓になるのです。
そして、忘れないでください。
あなたが、1冊の本を読んで感じたものこそが、至上の価値を持つこと。
それは、「作者の意図」よりも、遥かに遥かに大切なのだということ。
それこそが、「唯一無二のレビュー」を生み出すエンジンであることを。
【結論】
Q. なぜ唯一無二でなければならないのか?
A. Amazonでいいじゃん、って言われないため。
※もちろん、本の内容を誤って紹介したり、嘘をついたりするのはいけません!レビューにとって一番大切なのは、「自分の情熱」だということです。
※レビューの中には、読み手の感想ではなく、本の周辺情報(作者の経歴・時代背景・同じテーマで書かれた本や、正反対のことを書いている本についてなど)を紹介することを目的としたものもあります。こういった学術的なレビューは、またちょっと書き方が違うので今回は除外します。ちなみに、このタイプのレビュアーとしては♡小野正嗣さま♡が大好き♡大好きです♡
→③「都合のいいあらすじ」「場面」「日記」の3つで書けます。
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