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【無料で聞けます】『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬さんインタビュー前編・後編(書評ラジオ「竹村りゑの木曜日のブックマーカー」6月2日・9日放送分)
スマホの方は、右上のSpotifyのマークをタッチすると最後まで聴くことができます。 【前編】 【後編】 <収録を終えて> 『同志少女よ、敵を撃て』で、2021年アガサクリスティー賞を受賞してデビューを果たし、その後、第166回直木賞ノミネート、2022年本屋大賞受賞と、快進撃を続ける逢坂冬馬さん。 今、最も注目度が高いと言っても過言ではない作家さんに、インタビューをさせていただく機会に恵まれました。 (関係者の皆様、本当にありがとうございました) 「神は細部に宿る
東畑開人『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』(書評ラジオ「竹村りゑの木曜日のブックマーカー」5月12日放送分)
※スマホの方は、右上のSpotifyのマークをタッチすると最後まで聴くことができます。 <収録を終えて> ラジオでお話したように、臨床心理士の東畑開人さんが自身の経験をもとに書かれた本です。柔らかでコミカルな語り口の背景には、専門性の高い知識があり、読み手は物語を楽しみながらも臨床心理について学ぶことができる1冊です。作者の東畑さんは、この本を「学術書」よりも優しい「ガクジュツ書」として位置づけているのですが、その試みは沢山の人に評価され、2019年には朝日新聞主催の第19
こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ インタビュー前編・後編(書評ラジオ「竹村りゑの木曜日のブックマーカー」4月28日・5月5日放送分)
【前編】 【後編】 ※スマホの方は、右上のSpotifyのマークをタッチすると最後まで聴くことができます。 <収録を終えて> 最近、哲学に関心を持つようになったので、お話を伺うことができてとても楽しかったです。 時間内に収まらなかったので編集上の処理を何箇所かで行わせて頂いたのですが、その中で泣く泣くカットさせていただいたものの1つに「今の時代だからこそ哲学対話に意味がある」といった内容のお話がありました。 今までお話をしたことがないような人とも、哲学対話を共に楽しむ
『批評の教室 ――チョウのように読み、ハチのように書く』(書評ラジオ「竹村りゑの木曜日のブックマーカー」4月14日放送分)
※スマホの方は、右上のSpotifyのマークをタッチすると最後まで聴くことができます。 <収録を終えて> 最近、自分のレビューがマンネリ化しているような気がして、どうしたものか……と悩んでいる時に出会った本です。とても良かったです。数えてみると貼った付箋がきっかり50枚でした。学ぶところが多かったです。 「木曜日のブックマーカー」では、SNSの時代の情報発信のあり方について何度か私の考えをお話させてもらっているのですが、改めて今の時代に必要な教養の1つとして「批評する」が
2021年度の総まとめ!金沢ビーンズ書店員さんと振り返る、今年度のブックマーカー!(『竹村りゑの木曜日のブックマーカー」3月31日放送分)
※スマホの方は、右上のSpotifyのマークをタッチすると最後まで聴くことができます。 <収録を終えて> 『竹村りゑの木曜日のブックマーカー』のスポンサーである明文堂書店で、プランナーを務めてらっしゃる表さん。 番組がまだ『火曜図書館』(放送曜日が火曜日だった時代があるのです)だった頃から、ブレーンとして紹介本のラインナップを一緒に考えてくださっています。 今回は、番組や2021年の出版業界の振り返りをしました。 表さんとのお喋りが楽しくて、聞き返すといつもより自分の声が弾