【中日】福永裕基選手がキーマン!? 勝っていれば光が当たっていたプレーとは ~5/31~
◇5月31日 オリックス2-1中日(京セラD)
今の中日打線に、福永裕基選手の存在は必要不可欠だということを証明しました。
1-0の6回表、1死走者無し。福永選手はオリックス先発・カスティーヨ投手に対して10球粘り、11球目で四球を勝ち取りました。
この四球をキッカケに、1死満塁までチャンスを広げた中日。前カード(西武戦)から湿っている打線に明るい光をもたらしました。
得点に結びつかなかったことは大きな課題ですが、チャンスメイクした福永選手は今後もスタメンで起用すべきキーマンです。
試合の流れを変えるキッカケに
4回は6球、5回は8球で攻撃を終えていた中日打線。
2回に1点を奪って24イニングぶりの得点を挙げましたが、決して状態が良いとはいえません。
その中で、福永選手の出塁は試合の流れを変えるキッカケとなるプレーでした。
チームとして2回以来の出塁。もし、チャンスを活かして中日が勝利していれば、福永選手の四球に光が当たっていました。
貴重な存在
福永選手の四球を活かせなかったことが、今の打線の苦しさを現しています。
今季、公式戦では初となるDHにディカーソン選手、左翼に大島洋平選手を起用した試合。
中田翔選手は、前日の自打球の影響でベンチスタート。石川昂弥選手、ビシエド選手も控え、試合終盤の期待感含め楽しみな打線を組みました。
しかし、わずか2安打。オリックスのミスを活かして得点しましたが、7・8・9回は3者凡退。勝利のイメージが湧きませんでした。
その中で、四球を選べる福永選手は貴重な存在です。打線のテコ入れを敢行するとしても、福永選手は欠かせない選手です。
1つの正念場
負けるべくして負けた試合。
中日らしい接戦とはいえ、投手陣が耐えたもの。打撃陣の内容は伴わず、厳しい状態であるといえます。
キッカケがあれば大爆発する可能性は秘めているだけに、そのキッカケ作りとして福永選手の存在が重要になってきます。
Aクラスとの差が広がりつつある今、1つの正念場を迎えています。
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