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【中日ドラゴンズ】後半戦のカギ握る代打不在問題 ~7/7-9 広島戦~
オールスター前最後となる、本拠地・バンテリンドームで行われた広島との3連戦。惜しくも3連勝は逃しましたが、2勝1敗と勝ち越しに成功しました。
7、8日は打線が理想的な繋がりを魅せて快勝。9日は1点差で敗れたものの、西川龍馬選手に浴びた3点本塁打だけ。この3連戦では、広島相手に思い通りの戦いができたとみて良いのではないでしょうか。
明るい話題が多かった3連戦。その中で、今後のチーム状況に好影響を与えそうな話題を取り上げます。最後まで是非、ご覧ください。
らしいプレーが戻ってきた!
その話題とは、高橋周平選手です。この3連戦では2度しか打席に立っていませんが、いずれも適時打を放つ活躍。徐々に高橋周選手らしい、粘り強い打撃が戻ってきました。
8日の試合では、守備でも好プレー。鋭い打球を体で止め、投手陣を助けました。
与田剛前監督時代、不動のレギュラーを務めましたが、今季はベンチを温める機会が多い高橋周選手。29歳とまだまだ老け込む歳ではなく、チームに必要な選手であることには変わりありません。
無視できない代打問題
高橋周選手が少ない打席で結果を残し始めた今、チーム力も上がり始めています。今までの投稿でも何度か触れていますが、今のドラゴンズには代打の切り札がいません。
宇佐見真吾捕手がその役割を務めるかなと思いましたが、この3連戦ではスタメン起用。打撃が想像以上に絶好調なだけに、今はスタメンで見てみたいという気持ちがあるのでしょう。
しかし、代打問題を無視することはできません。代打が確立されれば、それだけでチーム力が上がります。若い選手が多い今、中堅からベテランの経験が必要な時が迫っています。
後半戦のカギ
仮に高橋周選手が代打でハマれば、その後の守備固めも含め、かなりの戦力になります。本来はスタメン出場してほしいところですが、石川昂弥選手に勝つのは簡単ではありません。チーム方針も関わってきます。
与田前監督が築いていた野手陣の土台は崩れ、立浪監督が新しい土台を確かに作っています。
阿部寿樹選手、京田陽太選手がチームから去り、ビシエド選手も2軍落ちを経験。高橋周選手もスタメン出場の機会が減少しています。
その中で生まれた代打不在問題。かつてのレギュラー陣と若竜の化学反応が、後半戦のカギになると考えています。
皆様はどのように考えますか?
【参考サイト】