【中日ドラゴンズ】注目された捕手起用 立浪監督の意図を探る ~8/16-20~
台風の影響で15日の試合が中止となり、5連戦となった週。本拠地で戦った巨人戦は1勝1敗で終えましたが、敵地でのヤクルト3連戦では、3連敗を喫しました。
石川昂弥選手が頭部死球を受けるショッキングなニュースがありましたが、今週最も注目だったのが捕手陣の起用法です。
木下拓哉捕手が1軍復帰し、打撃好調の宇佐見真吾捕手とハイレベルなレギュラー争いが予想されました。
木下捕手が復帰して1週間が経った今、実際の起用法から立浪監督の意図を探っていきます。
今後も併用?
5試合中、木下捕手が3試合、宇佐見捕手が2試合にスタメン出場。どちらかの選手に偏ることはありませんでした。
木下捕手は19日の試合で負傷。その影響で20日のスタメンを外れたとしたら、木下捕手の方が重視されていると言えます。ただ、現時点で断言することはできません。
20日の先発は柳裕也投手。先週、幻のノーヒットノーランを魅せた柳投手ですが、その好投を演出したのは宇佐見捕手。今後も、柳投手ー宇佐見捕手のバッテリーが継続する可能性も考えられます。
宇佐見捕手の一塁起用
一方、気になったのが宇佐見捕手の一塁起用。打率が3割3分を越え、2試合連続サヨナラ打を放った宇佐見捕手の打撃を生かすため、一塁起用する策が有力視されていました。
木下捕手が捕手を務め、宇佐見捕手が一塁を務めることで打線に厚みが増します。実際、17日の巨人戦でこの起用が実現しましたが、完封負けを喫したこともあってか、その後は実現しませんでした。
宇佐見捕手の打撃はドラゴンズにとって貴重です。宇佐見捕手をベンチに置いておくことはもったいなく、積極的に起用するかと思いましたが、立浪監督は捕手としての起用を重視しました。
木下捕手を重視!?
今後も併用が予想されますが、今週の起用法だけを見れば、わずかに木下捕手を重視しています。
木下捕手が負傷以外でスタメンを外れた試合が、ドラフト1位ルーキー・仲地礼亜投手が先発した日。
昨季から在籍する投手陣たちを、宇佐見捕手ではなく、全て木下捕手を起用したあたり、立浪監督の期待度の高さが表れています。
ビシエド選手が復帰したこともあってか、宇佐見選手をベンチに置く機会が多かった立浪監督。
昨季からの信頼関係でしょうか。立浪監督は正捕手・木下捕手に期待しているのかもしれませんね。
皆様はどのように考えますか?
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