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【中日ドラゴンズ】シン・4番が大活躍!石川昂選手の今後の起用法は? ~6/8西武戦~

打線の組み替えが成功しました!

ドラゴンズは8日、5月の月間MVPに選ばれた細川成也選手を4番に抜擢。3日のオリックス戦以降、安打が生まれていない石川昂弥選手はスタメンを外れました。

この日、打線は西武の先発・宮川哲投手を攻め、2回までに5得点。打線の組み替えが見事に成功しましたが、この成功劇が今後の起用法にどのような影響を及ぼすのか。じっくりと考えていきます。

試合は8対2で勝利。敵地で嬉しいカード勝ち越しを決めました。

首脳陣の決断に感服

不振に陥っているとはいえ、4番を任されてきた石川昂選手。21歳と若く、我慢の時が続いていると感じていました。

休養なのか、それとも首脳陣の我慢が限界に達したのか。何がキッカケなのか分かりませんが、突然スタメンから外れました。

3番を打ってきた細川選手が好調を維持しているだけに、細川選手を4番で試したいという気持ちは分かります。しかし、1つ間違えば細川選手の状態が崩れ、チームに大ダメージを与える事になりかねません。

打線の顔である4番を変えることは、チーム内外に大きなメッセージを発信することになります。不振とはいえ、このタイミングで打順を変更したことに驚きました。

最高の結果で応えた!

4番に抜擢された細川選手は、1回に先制打を放ち、7回にソロ本塁打。立浪監督の起用にこれ以上ない形で応えました。

対戦投手が違うため単純に比較することはできませんが、ここ5試合で6得点と湿っていた打線を蘇らせました。打線の不調は4番だけの責任ではありませんが、4番が打つとここまで打線が活性化するのでしょうか。

まだ1試合成功しただけで、細川選手の4番起用が正解かどうかは分かりません。ただ、この結果が石川昂選手の起用法に影響を及ぼすことは確実でしょう。

3番が空席に・・難しい采配

これだけの活躍を見せてくれると、次戦も細川選手を4番で起用したくなります。仮に石川昂選手のスタメン落ちが休養だった場合、どちらを4番に抜擢するのか難しくなります。

調子だけを見れば迷いなく細川選手を4番に据えたいですが、これまで我慢してきたことを考えると、石川昂選手に4番を任せて大きく育ってほしいという考えもよぎります。

また、細川選手が4番を務めることで、今まで担ってきた3番が空席となります。この日は岡林勇希選手が務めましたが、本来は1・2番を打ちます。

石川昂選手が3番を担うのか、それとも細川選手に戻すのか。ここ最近、選手起用が光る立浪監督の眼力に注目です。

高橋周選手も絡む選択

石川昂選手が4番に戻った場合、細川選手だったら・・・と騒がれる場面が増えれば増えるほど、苦しくなってしまいます。

DHが使えるのも残り3試合。現在、高橋周平選手が調子を取り戻しつつあります。DH制が解除された時を考えると、石川昂選手をどのように起用するのか非常に難しくなります。

皆様はどのように考えますでしょうか。

【参考サイト】


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