【中日】徳山一翔投手（環太平洋大）がドラフト上位指名候補に挙がった意図とは？ 井上一樹監督、球団の意向が明らかに ～10/21～
中日が環太平洋大の左腕・徳山一翔投手をドラフト上位指名候補にリストアップしたと報道がありました。
先日、宮崎商の遊撃手・中村奈一輝選手と日本生命の捕手・石伊雄太捕手をリストアップしていると報道されたばかり。
金丸夢斗（関西大）の1位指名が濃厚とはいえ、抽選は必至。今回の報道は、抽選が外れた場合のプランと考えてよさそうです。
補強ポイントに合致
徳山投手は今春、故障の影響で登板がありませんでしたが、秋はリーグ戦に登板。最速153キロ左腕の実力は証明済みで、中日の補強ポイントに合致します。
中村選手は守備が売りの遊撃手、石伊捕手は即戦力の捕手とはいえ、先発左腕の補強より優先されるポジションではありません。
金丸投手の抽選を当てるシナリオがベストですが、現時点で何球団が1位指名するか分かりません。
徳山投手はドラフト戦線で有力な左腕の1人として評価されており、金丸投手の抽選が外れた場合のプランの1つとして考えることができます。
有望な高校生もいる中で
ここまで高校生投手の名前が報道されていないことを考えると、井上一樹新監督は投手について即戦力を求めていることが分かります。
今朝丸裕喜投手（報徳学園高）や藤田琉生投手（東海大相模高）といった将来有望な高校生投手が複数いる中、名前が挙がったのは徳山投手。
ドラフト会議当日にサプライズがある可能性も否定できませんが、金丸投手の1位指名が基本路線の時点で即戦力を欲していることが伝わってきます。
チーム事情を考えても、ドラフト1位、もしくは2位で即戦力左腕の獲得は必須。徳山投手の名前が挙がったことは自然な流れであり、チームの方針がみえます。
ドラフト当日の注目ポイント
金丸投手と徳山投手が他球団に指名された場合、佐藤柳之介投手（富士大）や吉田聖弥投手（西濃運輸）、伊原陵人投手（NTT西日本）の名前が挙がります。
即戦力左腕を熱望するのか、それとも右腕に切り替えるのか。井上監督と球団の意向が分かるだけに、ドラフト当日の注目ポイントになります。
将来有望な高校生、左の大砲、即戦力の捕手と、補強ポイントは他にもあります。
その中で徳山投手の名前が挙がったことは、即戦力左腕をドラフト上位で欲しいという強い思いが伝わってきます。
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