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物語

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僕らはみんな生きている、そして、それぞれの物語がある。
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#不登校

マックの物語(17)完

マックの物語(17)完

結局マックは、二度と僕の教室の扉を開けることはなかった。
2007年、7月、8月、9月・・・
マックは過ぎて行く時間と闘っていたかもしれない。

僕の教室には、
4か月は通ったろうか・・・
気分はいつでも乱高下していたに違いない、
頑張って数ヶ月通い続けてくれたんだね。

時々、
教室のビルの下でお腹が痛くなるのを、
我慢しながら通い続けたのです。

しかし、
同時に読書はマックに勇気をあたえ、

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マックの物語(10)

マックの物語(10)

4月22日(日)(*この物語は2007年の実話です)

マックの読書記録

本のタイトル:坂本竜馬
作者:砂田弘
ページ:8-96ページ
倍速:2→2.5→3.0
感想:人は変わるもんだと思った。

マックはマンガ本すら読むのが
おっくうな人間だった、

だから文字だけの本などは
親からすすめられても
1ページを読み終わらないうちに
眠くなったという。

マックの書いた感想、
「人は変わるもんだと

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マックの物語(9)

マックの物語(9)

いつもご愛読いただき
本当にありがとうございます。

私のつたない文章にお付き合いいただき
ありがたく御礼申し上げます、嬉しいです。

最初はマックのことを5回くらいの
完結で紹介しようと思ったのですが、
毎回予想外に多くの皆様にご愛読いただいているのを
いいことに調子にのって

少し長く連載を続けてしまいました。

マックは毎週着実に変化をとげています、
私自身彼がどうなるのか?分かりません。

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マックの物語(8)

マックの物語(8)

ひー子の涙は解決。
読書を終えたひー子はいつもの彼女に戻っていた。

「さよ~なら~」僕の肩をたたき、
マックにも手を振り「さようなら」と声をかける。
マックの優しさがひー子にも伝わったのかな?

声をかけられたマックは・・・
直立不動、直角に深々とおじぎ、
「ど・・・どうも・・・」
おい、おい名門の野球部じゃないんだからさ、

でも、そういうマックが

僕は嫌いじゃない。

さて、マックの読書だ

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マックの物語(7)

マックの物語(7)

4月15日(日)また、また快晴。

日曜日はマックの他にも個性的な子どもたちが
たくさんやってくる。(と言うか子どもたちは本来、皆
独特の強い個性を持っているのだが、回りの大人が
ワクにはめこんでその個性をそぎ落としているのでは
ないだろうか?と、最近は思う。)

竜のシャツを着た、ちょいワル美士は先週マックとご対面、
翔一は「人生なんてそんなもんですから、
僕にはどうせ無理ですよ・・・」が口癖の

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マックの物語(5)

マックの物語(5)

マックには兄、と弟がいる。3人兄弟の真ん中、
私には姉と弟がいる、3人兄弟の真ん中ということでは
マックと私には共通点がある。

3人兄弟の真ん中って
いい意味でも悪い意味でも、個性的な人物が
多いと言われる。(私は悪くでたな 笑)

マックのお母さんの話では
兄弟がマックのことを「ゴミ」だとか「カス」
だとか言うらしい。

聞いた瞬間飛んでいって、
ジャンピングニーパットをお見舞いして、
エルボ

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