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塾の先生としてのキャリアデザインを考える



最近新しいことに挑戦し、さまざまな人と関わりを持つようになって、自分の塾の先生としてのキャリアデザインを考える機会が増えている。

実は自分の担当している授業を減らし他の先生に代わってもらっている。
もしかすると、今教えている生徒で自分が担当する指導は最後になるかもしれない。

優秀な先生

当たり前だが塾では優秀な先生がいる。
特に、自分で塾をしていてやり続けている人。
教科に対して、指導に対してビジョンやこだわりがあるがある人は優秀な傾向が強いと思う。


自分にとって、優秀とは、「専門性」と「柔軟性」が高いことだと思っている。

専門性とは、この教科や指導に対しての知識の深さや経験の多さ、本質を捉えていることを指す。

柔軟性とは、人によって自分のやり方を変えられる、合わせることができることを指す。


自分はどうだろうか。
自分は「優秀な先生」だろうか。


塾の先生のキャリア

ここで、塾の先生としてのキャリアも合わせて考えたい。
塾の先生のキャリアとして、ほとんどがこの2つに集約できると思う。


1つ目は、高いレベルの指導をするスーパー講師。

自分の教科や指導に対しての知識の深さや経験の多さを使って、高いレベルの指導をする。
大手予備校の先生や「○○式」といったような、本を出す人などもそれに当てはまると思う。


2つ目は、マネージャー。
自分が上に立って指示をする役割になる。校舎長。塾長。
あるいは経営なども勉強し、独立し経営者になることも多い。



おそらく自分のキャリアはまず後者だろう。
実際、すでに指導者と同時に経営者だし、これからもより経営者としての割合は増えていくと思う。

自分のキャリアと勝てる場所


自分がスーパー講師を目指さない理由として、優秀な人がすでにたくさんいることが挙げられる。

最初に書いた通り、自分の周りには優秀な先生が多い。専門性が高い先生、柔軟性が高い先生、あるいは両方を兼ね備えている先生。

自分より経験もスキルも実績も上の先生が本当にたくさんいる。当然だ。
その先生だって、10年20年あるいはそれよりも多く、指導経験を経て積み上げたものだ。
そんなすぐに自分が追いつけるはずがない。
40代50代の人と張り合おうとすることが間違っている。


しかし、自分はそのまま経営者でいいだろうか?
良くないとしたら自分はどこで闘っていけばいいだろうか?
自分の勝てる場所はどこだろうか?



進みながら。
考えながら。
思考錯誤しながら。
そして、問い続けながら。
自分の武器を、自分のキャリアを今日も考える。



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