見出し画像

お月見どろぼうさーん、おーいで。

昨日の帰りの電車。
LINEで妻からこんな指令が。

これにないお菓子を買って来てください
(レシート写真を添付)
小分けのやつね
適当に、千円分くらい
ひとつ200円以下がよい

???

なんのことだろう?と思いつつ、指令どおりにお菓子を買って帰る。

すっかり忘れてた〜!
明日、お月見どろぼうの日だった!

取り乱す妻

どうやら、お月見どろぼうの下準備で、お菓子を追加発注した模様。

お月見どろぼう、ご存知だろうか?

この方の記事によると、お月見どろぼうは中秋の名月に行われるもので、主役は子ども。

昔、子どもたちは月からの使者として考えられており、この日に限ってお供え物を盗んでも良いとされていたそう。
中秋の名月に、お供え物のお団子などを子どもたちが盗む風習のことを「お月見どろぼう」と呼ぶそうです。

そんな言い伝えになぞらえ、中秋の名月には家の外にお菓子を置いておき、子どもたちがお月見どろぼうならぬ、お菓子どろぼうになるのだ。

わたしの住んでいる地域でもその風習が残っており、今回が初参加となった。

しかし、新参者ゆえ、どのようにやるのかわからない。

とりあえず小分け袋にお菓子を詰め込み、段ボールに入れて準備完了。

こんな感じ

誰も持っていってくれなかったらどうしよう。

そんときはみんなで食べればいいじゃん。

わたし

どのくらい子どもたちが参加するのか分からない我々2人。
お菓子が余っちゃうんじゃないかと心配になった。

果たして明日はどうなることやら。

そして、お月見どろぼう当日の今日。

わたしは仕事のため、妻が息子に付き添い、お月見どろぼうに繰り出すことになった。

妻と息子が出かける前、用意した段ボールをお家の外に設置し、プラーっとどろぼうに出かける。

5分ほど近所をまわり、お家に戻ってみると、段ボールの中にあったお菓子はほぼ無くなっていた模様。。

恐るべし、お月見どろぼう。

我が家は初めてだったので要領を得なかったが、ほとんどの家庭は小分け袋なんて使わずに、そのまま段ボールに入れていたみたい。

来年はバラバラに入れようね。
そう、妻と意見が一致した。

さてさて、息子の戦果はいかに?

息子、結構どろぼうしたなぁ。

そう思ったけど、中には袋にどっさり抱えて帰る子もいたみたい。

小学校のお友だちにたくさん会えたみたいで、その様子を語る息子の表情はなんとなく嬉しそうだった。

もう少し大きくなったら、お友だちと一緒にどろぼうに出かけていくのかな。

今日は晴れてどろぼうできたし、まん丸のお月様も見れたし、良い一日になったね。

ではでは。

お月見どろぼうさーん。
また来年も、おーいで。

自転車でどろぼうにまわるツワモノたち。
手前は我が家のどろぼうさん。
お目当てのお菓子は見つかったかな〜?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?