お月見どろぼうさーん、おーいで。
昨日の帰りの電車。
LINEで妻からこんな指令が。
なんのことだろう?と思いつつ、指令どおりにお菓子を買って帰る。
どうやら、お月見どろぼうの下準備で、お菓子を追加発注した模様。
お月見どろぼう、ご存知だろうか?
この方の記事によると、お月見どろぼうは中秋の名月に行われるもので、主役は子ども。
昔、子どもたちは月からの使者として考えられており、この日に限ってお供え物を盗んでも良いとされていたそう。
中秋の名月に、お供え物のお団子などを子どもたちが盗む風習のことを「お月見どろぼう」と呼ぶそうです。
そんな言い伝えになぞらえ、中秋の名月には家の外にお菓子を置いておき、子どもたちがお月見どろぼうならぬ、お菓子どろぼうになるのだ。
わたしの住んでいる地域でもその風習が残っており、今回が初参加となった。
しかし、新参者ゆえ、どのようにやるのかわからない。
とりあえず小分け袋にお菓子を詰め込み、段ボールに入れて準備完了。
どのくらい子どもたちが参加するのか分からない我々2人。
お菓子が余っちゃうんじゃないかと心配になった。
果たして明日はどうなることやら。
…
そして、お月見どろぼう当日の今日。
わたしは仕事のため、妻が息子に付き添い、お月見どろぼうに繰り出すことになった。
妻と息子が出かける前、用意した段ボールをお家の外に設置し、プラーっとどろぼうに出かける。
5分ほど近所をまわり、お家に戻ってみると、段ボールの中にあったお菓子はほぼ無くなっていた模様。。
恐るべし、お月見どろぼう。
我が家は初めてだったので要領を得なかったが、ほとんどの家庭は小分け袋なんて使わずに、そのまま段ボールに入れていたみたい。
来年はバラバラに入れようね。
そう、妻と意見が一致した。
さてさて、息子の戦果はいかに?
息子、結構どろぼうしたなぁ。
そう思ったけど、中には袋にどっさり抱えて帰る子もいたみたい。
小学校のお友だちにたくさん会えたみたいで、その様子を語る息子の表情はなんとなく嬉しそうだった。
もう少し大きくなったら、お友だちと一緒にどろぼうに出かけていくのかな。
今日は晴れてどろぼうできたし、まん丸のお月様も見れたし、良い一日になったね。
ではでは。
お月見どろぼうさーん。
また来年も、おーいで。
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