金沢旅行記 Part3 石川県立図書館
金沢の現代建築美に触れたい、ということで石川県立図書館へ。
みぞれ混じりの激しい雨に辟易してタクシーで現地直行。
まずはこのエントランスに圧倒される。
そして館内に足を踏み入れると吹き抜けのグレートホール。
思わず「うわぁ・・・」と声が出てしまった。本が「さあ、あなたのほうを向いて待ってますよ」と熱い視線を送っているよう。
空中回廊があるので館内での移動も苦にならない。むしろ、本を探して歩き回るのが楽しいはず。
劇場でいうところの天井桟敷席にあたる場所から。
読書や自習をする利用者も多数。この素晴らしい空間で勉強できて羨ましいけれど、自分だったら慣れるまでソワソワして身が入らなそう。
本はテーマ別にまとめられているとのこと。
空中回廊に設置されている閲覧スペース。
こちらの図書館は、驚いたことに、私語、電話、飲み物が禁止されていない。写真撮影もOKだけれど、当然ながらマナーを守った上で。
2022年の夏にオープンしたばかりで、設計は仙田満氏で、富山にある富岩運河環水公園も仙田氏のデザインなんだとか。富岩運河環水公園は世界一美しいといわれるスターバックスがある場所で、数年前に訪れたことがある。あの公園を設計した人のデザインでしたか、納得。
古都金沢にあって機能性と建築美を兼ね備えた図書館見学、やっと念願が叶いました。