見出し画像

ブレ軸ライティング論Vol.11 ~視点のスイッチングで読者の心を掴むには?~

「ブレ軸ライティング論Vol.11 ~視点のスイッチングで読者の心を掴む~」

こんにちは、やらぽんです!久しぶりのシリーズ再開です。
「ブレずに自分軸で生きるためのライティング論」、略して「ブレ軸ライティング論」もいよいよ第11回目に突入しました。

前回は「一貫性のある文章の型づくり」についてお伝えしました。今回は、文章の中で「視点のスイッチング」を活用して、読者の心を掴む方法をお届けします。

視点の切り替えは、単調になりがちな文章に変化をつけ、読者の関心を引きつける効果があります。一見難しそうですが、実はコツを掴めば誰でもできるテクニックです。それでは、さっそく解説していきますね!

視点のスイッチングって何?

視点のスイッチングとは、文章の中で語り手や焦点を変えることで、読者に違った角度から内容を感じてもらうテクニックです。以下のような視点の切り替えを活用することができます。

1.書き手視点(私視点)

 自分の意見や体験を中心に語る。   
たとえば
「自分軸を意識するようになって、毎日が充実するようになりました。」

2.読み手視点(あなた視点)

 読者に直接問いかけたり、読者の行動を想像させる。  
たとえば
「あなたは、自分軸を持って生きていますか?」

3.第三者視点(俯瞰視点)  

一般的な事例や他人の経験を引き合いに出して語る。  
たとえば
「誰でも、自分軸を意識することで、人生の選択に迷いがなくなります。」

視点を切り替える3つのメリットとは?

視点のスイッチングを活用することで、文章にどんな効果が生まれるのでしょうか?以下の3つのメリットを紹介します。

1. 読者に「自分事」として感じてもらえる

 読み手視点を使うことで、文章の内容が読者にとって「自分に向けられたメッセージ」と感じられるようになります。問いかけや提案の形を取り入れると、読者の関心を引きやすくなります。

2. 読者を飽きさせずに読み進められる 

同じ視点が続くと、どうしても文章が単調に感じられることがあります。視点を切り替えることで、文章にリズムが生まれ、読者が飽きずに読み進めやすくなります。

3. メッセージが多角的に伝わる

異なる視点を取り入れることで、同じテーマでもさまざまな角度から語ることができます。これにより、読者が内容をより深く理解し、納得しやすくなります。

視点のスイッチングを使った書き方のコツ

視点を切り替える際に気をつけたいポイントを3つご紹介します。

1. スムーズな切り替えを意識する

急に視点を変えると読者が混乱してしまうため、視点を切り替える際には、自然な流れを意識しましょう。

たとえば
「私は自分軸を意識するようになってから、毎日が楽になりました。あなたも、自分の価値観を意識するようにしたら、迷いや不安が今よりもっと減るかもしれません。」

2.読み手視点を積極的に取り入れる

書き手視点ばかりで書いていると、他人事のように感じられてしまうことがあります。時折、読み手視点に切り替えて、読者に問いかけたり提案したりすると、共感を得られやすくなります。

たとえば
「あなたは、日々の選択に迷うことがありますか?自分軸をしっかり意識できていると、その迷いが驚くほど減ることに気がつくはずです。」

3.第三者視点を効果的に使う

客観的な視点を入れることで、説得力を高めることができます。一般論や他人の事例を引き合いに出すと、読者がなるほどと、納得しやすくなります。

たとえば
「ある研究結果によると、自分の価値観を明確に持つ人は、決断のスピードが早く、ストレスも少ないことがわかっています。」

視点のスイッチングを活用した具体例

例文1<書き手視点 ⇒ 読み手視点>

「私は、日々の迷いや不安に苦しんでいました。でも、自分軸を意識するようになってから、選択がスムーズになったんです。あなたも、まず自分にとって大切なことを明確にしてみませんか?」

例文2<読み手視点 ⇒ 第三者視点>

「あなたは、自分軸を持つことの重要性を感じていますか?実際、多くの人が自分軸を意識することで、人生の選択が楽になると語っています。」

例文3<第三者視点 ⇒ 書き手視点>

  「ある調査では、自分の価値観を明確にしている人は、ストレスが軽減されると言われています。私自身も、自分軸を意識してから、不安が減ったと実感しています。」

まとめ:視点を切り替えて伝わる文章を!

視点のスイッチングを取り入れることで、読者の心を引きつけ、より深く共感してもらえる文章を書くことができます。  

おさらいすると

✅書き手視点で自分の思いを伝える。  
読み手視点で読者に問いかける。 
第三者視点で客観的な説得力を持たせる。  

これらを意識しながら、日々のライティングに取り入れてみてくださいね。

次回は、文章のテーマを設定するコツについてお伝えする予定です。
テーマをしっかり定めるだけで、こんなに伝わる文章になるのかと感じてもらえるような内容にしたいと思いますので、楽しみにしていてください!


ってことで、今回は
ブレ軸ライティング論Vol.11 ~視点のスイッチングで読者の心を掴むには?~」自分軸を意識したやらぽん式ライティング論の11回目でした!😊※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

視点変え  心をつかみ  のほほんと


<昨日投稿のメインアカウントの記事がこちら!>


いいなと思ったら応援しよう!

やらぽん塾長🌈スモールビズ戦略ゼミ
チップでのサポート大歓迎です!いただいたチップは循環させてラッキーサイクルを回そうと計画しています。多くのnoterさんたちと有益な交流が出来るような企画に使わせていただきますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!(^_^)b