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鹿児島開催の第12回和牛オリンピックで生きているウシの肉質審査をどうやるか知ってます?
10月6日から10日まで、全国から集まった440頭の和牛を審査して日本一を決定する和牛オリンピックが開催されているんですよ。(^_^)b
和牛オリンピックの正式な競技会名は、全国和牛能力共進会(全共)という和牛品評会なんですが、5年に一度開かれることから和牛五輪・和牛オリンピックと呼ばれて、年々認知度が高まっているのです。
この和牛オリンピックで審査されるのが、品種改良成果や優秀性なんですが最終比較審査として体型などを審査する種牛の部と、枝肉の肉質・肉量を審査する肉牛の部があるんですが、出品区という決められた区分ごとにエントリーした和牛を審査して順位を決めるようですね。(^_^)b
5年前の和牛オリンピックでは、鹿児島県産の和牛が日本一の座を獲得したので、今回の第12回和牛オリンピックの開催地になっているわけです。
果たして地元開催で和牛オリンピック連覇が成るのか、他の道府県が日本一の座をうばうのか、地元民としては目が離せませんね。😅
この和牛オリンピックは、年々盛況になっていて、今回の参加頭数は41道府県から種牛の部門に約280頭近くが、肉牛部門に約170頭近くが参加しており約440頭あまりが日本一を競うことになりそうです。(^_^)b
私はこの肉牛部門での肉質検査って、どうやって調べるのかを知らなかったので、まさか生きている牛の肉をどうやって比較すんだろ・・・・なんて、その検査法というか審査のやり方に関心があったのですが、調べて納得でした。
結論は、コンクリート製のビルや建造物の非破壊検査で使われるような仕組みと同じで、肉質審査用の光学評価法という方式が確立しており「携帯型近赤外光ファイバ装置」という光学機器を使うんですよ。🤣
そりゃ~そうですよね、まさか生きている牛の肉を切り取って比較もできないですもんね。
知ってみたら、そりゃそうだわって納得でしたが、この携帯型近赤外光ファイバ装置で検査すれば、筋肉内の脂肪含量からタンパク質含量、水分含量などを測定することが可能なので、肉質審査に活用できるわけですね。(^_^)b
また脂肪質だけでなく旨味成分として知られているイノシン酸や、脂肪質の食味性の高さに関係する大切な要因でもある脂肪酸の含有成分も測定できるようで、オレイン酸の含量が高い和牛の肉質審査に威力を発揮しているようです。
こういった携帯型近赤外光ファイバ装置のおかげで、肉質や脂肪の含有成分などを測定して、日本一を決定することができていたんですね。🤗
さて、10月6日から始まった第12回和牛オリンピックですが、各部門の結果は8日~9日に発表され、最終日の10日には種牛・肉牛の両部門から最高位の内閣総理大臣賞などが選ばれ発表されることになっています。(^_^)b
10月8日から始まる成績発表が楽しみですね。^^
初日の6日には「高校・農業大学の部」があり、高校生らが出品した和牛の審査が行なわれましたよ。😆
参加者も、家族もドキドキしていることでしょうね。
私も地元の鹿児島の黒毛和牛が日本一の連覇を果たせるように祈りたいと思います。(^_^)b
ってことで、今回は
「鹿児島開催の第12回和牛オリンピックで生きているウシの肉質審査をどうやるか知ってます?」という和牛オリンピックの話題でした。🤗
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
牛たちも 連覇目指して のほほんと
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