遂に!待望の!サピエンス全史が漫画化!「現代×神話」のつながりを学ぶ。
遂に出ました、マンガ版のサピエンス全史!
サピエンス全史はNHKでも紹介があったそうですが、まあとにかくずっと人気の優良図書です。
活字版のサピエンス全史は、読書初心者には難しい内容です。
私は何度も挑戦しましたが、挫折を繰り返し、今に至ります。
そんな中で、出会ったマンガ版。
「マンガだっていいじゃないか、それより全史の内容を知りたい!」
そんな気持ちで読みました。(笑)
そんなマンガ版サピエンス全史の学びを一つご紹介。
それはこちら!
形のない物のパワーは恐るべし!
人類の過去を遡ると、これまで人間は神話や宗教を信じてきました。
日本の多くの人は無宗教ですが、多くの国々では、当たり前のように宗教を信仰しています。
人類の大きな特徴がここにあるんです。
私たちは一人では生きていけない、だから物語を信じ、社会を成立させている。
これは他の生物とは違う部分だと言えます。
私は関係ない、そう思った人もいるかもしれません。
しかし、実は現代を生きる私達は例外なく、この”信じる”という社会に縛られているんです。
形のない物を信じる、物語の恩恵、あるいはその弊害を受けているのです。
例えばこちらの「リンゴがかじられたマーク」を見てください。
アップルのマークですよね。
このマークには、アップルという会社の存在意義やいろんな情報を含んでいます。
というより、人間が勝手に物語を作り出しているというべきか。。
本来、このマーク自体には何の意味も持たない、いわば形のない物なんです。
しかし、私たちはこのマークに対して、一種の物語を作り、信じ続けているんです。
あなたの働く職場だって同じです。
会社名は形のない物ですよね。
ですがそこには、明らかに何か存在している、そんな気にさせる力を持っているんです。
形のない物を信じている、あるいは都合のいいように信じようとしている。
何が正解かわかりませんが、
この社会には、暗黙の物語が影に潜んでいるんです。
おわり。
参考