花山法皇出家「元慶寺」西国三十三札所番外!京都非公開文化財公開【京都伏見・山科シリーズ/京都山科シリーズ】
仏像好きはお遍路よりも西国三十三札所を重要視するはずだ。その西国三十三札所は、花山法皇が強く影響している。廃れた西国巡礼を復活させたのが花山法皇はなのだ。あと、花山法皇(花山天皇)といえば、2024年の大河ドラマ『光る君へ』でも中心人物で、この寺はドラマ最後でも紹介されたところですね。
2024年『京都非公開文化財公開』に初参加ですね!!
2017年から数年行われた西国三十三札所の1300年記念で制覇しました。その模様は『◆関西①◆西国三十三所 草創1300年記念 特別拝観★2016年から2020年までの記録』です。
変更履歴
2024/12/03:初版
▼HP、アクセス、本尊と脇時
住所:京都市山科区北花山河原町13
本尊:薬師瑠璃光如来
車を擦らないように注意してください。軽自動車じゃないと厳しいかと思うが・・・。
▼見どころ
→歴史
868年、遍昭僧正の開創
当初は「定額寺」という寺だったが、当初は「華山寺」と称したともいわれている(華山寺は今でも北側に鎮座しているが・・(明日公開))
877年、勅願寺となって「元慶寺(がんけいじ)」の名に改めた
986年、花山天皇がこの寺で藤原兼家、道兼父子の策略により出家させられ、兼家の外孫である懐仁親王が帝位についた
(2024年大河ドラマ『光る君へ』でも描かれていましたね)花山天皇はここに出家して、花山法皇と称した
寺格も高く多くの寺領で栄えたが、応仁の乱で罹災
1772年から1781年、再建
花山法皇の宸影を安置する
西国三十三カ所番外札所
本尊は薬師瑠璃光如来
花山法皇が出家した寺のためか?西国三十三観音巡礼の番外!!車1台分の幅しかない道になるので車で行くときは要注意!!
路地の突き当りにあり山門をくぐると庭があり、左手に本堂がある。見仏好きには物足りない。参拝後に妻が聞いてきた「何目当てだったの?」とww
→参道
→山門
竜宮造りの山門だが、この手のものを見ると萬福寺(私のNOTE)だと思ってしまう。山門内には菅原道真の銘文の入った鐘があるが、戦争による金属供出などで3代目の鋳造のものなんだそうな。
山門には、平安時代の「梵天」と「帝釈天」が安置されているのだが、現在は京都国立博物館のようだ。山門にこの組み合わせは面白い。寺によっては本尊の脇侍を務める仏像なので。
→境内
山門と本堂までに「遍照僧正御墓」の石標がある。花山院法皇が出家したことを表している。
藤原道長の父・兼家と兄・道兼が、花山天皇を引きずり降ろす為に策略を実行する。花山天皇が妻を亡くして悲しみにくれる時、出家すべきと道兼は勧める。ここに出家し、剃髪が終わった後、道兼は一度退席させて頂くと外に出る。兼家は幼い孫を天皇に、そして政治の実権を持つ関白になる。
→本堂
本堂の扉には、花山法皇が出家したのもあって、菊花紋がある。
本堂内は写真NGです。次のサイトに載っていますので、解説も含めてどうぞ!!
なお、本尊は秘仏・薬師瑠璃光如来で、ご開帳の予定はないようだ。今は御前立が護っている。
2024年は花山法皇が騙されて!?出家した模様と花山法皇の絵があった。お堂は暗いです。
→境内(石碑×2など)
▼メディア情報
2024年ですね。
これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。
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