アマテラス妹神「香良洲神社」お伊勢詣りをして加良須に詣らぬは片参宮!古殿地ある・・【三重北シリーズ】【三重津シリーズ】
「吾は生田の長狭に坐す稚日女神である。姉神の坐す伊勢のこの地に鎮まりたい」とのお告げがあり、生田神社より勧請した神社。御祭神は「稚日女尊」でアマテラスの妹神である。
アマテラス妹と言えば・・・「丹生都比売神社」ですね。ただこの香良洲神社は、兵庫・生田神社から勧請したようだ。
変更履歴
2024/04/12 初版
▼HP▼アクセス
三重県津市香良洲町高砂3675-1
▼祭神・本尊と脇時
稚日女命(ワカヒルメノミコト)
▼見どころ
奈良・飛鳥時代に創建した古社。香良洲の浜に夜ごと御神火が現れるので、住民はそれを祟りだと恐れた。祈りを捧げて神様にお伺いすると、「吾は生田の長狭に坐す稚日女神である。姉神の坐す伊勢のこの地に鎮まりたい」とのお告げがあり、生田神社より勧請した神社。御祭神は「稚日女尊」でアマテラスの妹神である。
三重県津市の雲出川と雲出古川の河口に出来た三角州になっている土地に鎮座されており、海側なのでさほど期待することもなく、内宮に行くので妹を祀るので行っておくかと軽いノリで来たのだが境内は広く、杜が良い感じで期待が膨らむ。
稚日女尊は天照大御神の妹神
現在の神戸市生田神社から勧請
神功皇后が三韓御征討後に、海が荒れたが、無事に帰国できたので、生田神社に祀られたのが稚日女尊
香良洲の浜に夜ごと御神火が現れるので、住民はそれを祟りだと恐れたが、祈りを捧げて神様にお伺いすると、「吾は生田の長狭に坐す稚日女神である。姉神の坐す伊勢のこの地に鎮まりたい」とのお告げがあり、生田神社より勧請した
→参道
参道に入ると京都・下鴨神社(私のNOTE)、奈良・春日大社(私のNOTE)、大神神社(私のNOTE)、奈良・廣瀬神社(私のNOTE)などと同様に気持ちが良い杜である。記紀曰く、アマテラスの御意を受けて衣を織っていたところ、スサノオの乱暴に傷ついてお隠れになった神様。婦人の守護神、紡績の守護神、航海安全の神として崇敬されている。
→拝殿・本殿
伊勢神宮と同じく20年に一度、式年遷宮を行っている。言うまでもなく神明造りで、別宮と同じ雰囲気である。
残念なのは拝殿・本殿共に屋根が、檜皮葺ではないことだろうか。ただ、4000万以上かかるのでしょうがないかな・・。神社経営たいへんなんですよね・・。
6:19からこの神社の紹介がありますね。
→本殿横「古殿地」
伊勢神宮125社と同じく、式年遷宮で横の位置に新しい社殿を築くようで、現在の拝殿・本殿横に、次の遷宮場所が設けられている。この拝殿の後ろには内宮を拝めるところや白馬の馬舎があったり、内宮と通じるツクリである。
本殿場所を指す「御柱」もある。
→神宮遥拝所、摂社・末社「稲荷社」「大黒社」「浜の宮」「山神」
▼メディア情報
これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。
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