継体天皇💛照日「味真野神社/小烏神社/毫攝寺」継体天皇の子・安閑天皇!ここから樟葉宮【福井シリーズ】【継体天皇シリーズ】
越前市の「味真野神社」は、継体天皇が大阪の枚方市にある樟葉宮に移るまでの御所地跡とされている。また、「小烏神社」も継体天皇所縁の神社である。
味真野神社は味真野区の総社的な位置づけで、継体天皇との繋がりは、鎌倉時代の世阿弥の作品である能『花筐』である。内容は「継体天皇と継体天皇を想うあまり狂女となってしまった照日の前の物語」が由来のようだ。
継体天皇巡りは「継体天皇シリーズ」ですね。
変更履歴
2024/02/07 初版
▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時
※後述参照
▼見どころ
▽味真野神社:福井県越前市池泉町21−18
万葉館にGO!!隣には観光地「万葉の里」がある。
継体天皇を祀り、「あじまの」と読む
祭神は、オオクニヌシ、佐々宣王、愛鬘命(勝手大明神)、タケミナカタ、オオナムチ、コトシロヌシ、イザナギ、応神天皇、菅原道真、天照大神、継体天皇
継体天皇は即位する前に味真野で暮らしていたという伝承がある
味真野神社は「須波阿須疑神社」が前身で、後述の「毫摂寺」あたりに鎮座したとも
その後、須波阿須疑神社に祀られていた三座が分離し、一座が池泉字諏訪上割に遷座して諏訪神社(上の宮)、一座が五分市南西村に遷座して諏訪神社(下の宮)、そして当社は本宮として総社、又は伊弉諾神社と称したと伝えられている
武烈天皇が崩御し、ここに居た男大迹皇子が即位した(継体天皇誕生)
寵愛されていた「照日の前」に、文と花筐を形見として残した
ある日の御幸の折、狂い歩く女を見かけた
持っていた花筐から、皇子を慕う「照日の前」と分かり、都に連れて帰った
境内は第26代継体天皇の宮居跡があり、鳥居の近くに「継体天皇御宮跡」と刻まれた石碑が建っている
室町時代には鞍谷氏の城館があり、境内の北と西に土塁の一部が残っている
鞍谷氏とは、足利義光の次子義嗣が兄の義時に疑われて自殺し、その子嗣俊が越前に逃れ、鞍谷の姓を名乗ったのが始まり
1573年、織田信長によって朝倉氏とともに滅ぶ
継体天皇と照日の前の恋物語である謡曲「花筐」(WIKI)発祥の地の碑があり、この謡から継体天皇の地としているとも
明治に合祀を繰り返したようで、神社名はこの地域名のため「総社神社」とも呼ばれている時代があった
明治40年、野々宮神社を合祀
野々宮神社は継体天皇第4妃・麻績娘子(おみのいらつめ)の子である佐々宣姫と父・継体天皇を祀った神社
その他、余川地域の愛鬘命(勝手大明神)、池泉地域のタケミナカタ、オオナムチ、コトシロヌシ、大坪地域のイザナミ、余川地域の菅原道真、境谷地域の天照大神、池泉地域の応神天皇、大坪地域の天照大神、余川地域の応神天皇も合祀
合祀と共に、「総社神社」から「味真野神社」と改称した
→恋のパワスポ、継体天皇像
恋のパワースポットがある!?中央に大きなハートが描かれ、周りにもハートが散りばめられている。
近くに茶屋があります。って、参拝したとき出来たばかりだったんですね。。行ったらよかったら・・。
▽小烏神社:福井県越前市上真柄町43−27
「おがらすじんじゃ」と読む
神社名には、カラスが子どもを助けたという由来がある
祭神は天御中主命、応神天皇
神社のある真柄町は、昔は勾と呼ばれて継体天皇の子供の勾大兄金日尊(安閑天皇)が生誕されたと伝えられている
▽毫攝寺 御廟:福井県越前市清水頭町
「ごうしょうじ」と読む
けやき造り赤瓦山門が荘厳な雰囲気を伝える
親鸞上人によって京都の出雲路に創建され、慶長年間に今の場所に移されました
広々とした境内に御影堂、阿弥陀堂、経蔵、鐘楼などが整然と並ぶ
▼メディア情報
近くに茶屋があります。って、参拝したとき出来たばかりだったんですね。。行ったらよかったら・・。
メディア情報を最後にどうぞ。
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▼旅行記
公開以降の旅行記は次にアップします。
▼セットで行くところ
▼仏像展
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