白猪!リアル鬼!伊勢神宮古材「護王神社」和気清麻呂は歴史を繋げた英雄である【京都御所シリーズ】
1886年に京都御所の西側に鎮座。平安京の建都に貢献した和気清麻呂を祀る神社。歴史は長く、元々は神護寺から遷宮した?2016~17年に行われた本殿改修工事では、伊勢神宮の2013年(第62回)の御遷宮の際に生じた古材が使われている!
変更履歴
▼護王神社と神護寺/和気清麻呂って
先にこの神社は狛犬ではなく、狛猪の理由を記します。以下の写真です!?
実はこの神社は神護寺から移されています。元々、神護寺は和気氏創建により「護王善神社」が始まりで、活躍から中央に移動したということだろう。なお、今でも神護寺には神社が残っている。
京都の紅葉時期に参拝どうぞ!
では、参拝です!!
▼HP
▼アクセス
京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385
▼祭神
和気清麻呂公命(わけのきよまろ)
和気広虫姫命(わけのひろむし。清麻呂の姉)
▼見どころ
京都御所の西側に鎮座し、平安京の建都に貢献された「和気清麻呂」を祭神としている。
元々は京都高雄・神護寺の境内に祀られていたのだが、江戸時代末の1851年ごろに、歴史的功績を讃え創建した。
境内は狛犬ではなく狛猪としている。それは和気清麻呂公の旅の途中で、どこからともなく300頭ものイノシシがあらわれ守護したという話が背景にある。
猪(いのしし)がお守りしています。
→お正月「白イノシシ」登場
手水舎も猪ですね。お正月の頃になると「白イノシシ」が護王神社に来社するそうな。
動画はこちらのXです。境内に歩く動画は人が映り込んだので自粛します。
→境内へ
鼻を撫でると幸せが訪れるらしい。確かに、鼻は色が落ちているな。
手水舎は猪になっており、ブヒブヒ言っている!!と妻が言う。なんで豚の鳴き声を流しているんだ?しかも、どこから流しているんだ?と思ったが、溢れる水を取る筒があり、そこに吸い込まれる水の音だった・・。
→拝殿・本殿・狛いのしし
舞殿です。宇佐八幡宮へ向かう途中、足が萎えた和気清麻呂をイノシシの群れが護衛・案内したと伝えられている。
阿吽と思わせつつ
中門・本殿に続きます。
平野神社や今宮神社と同じ本殿・拝殿で、好きなタイプの造りだった。境内では、あちこちに猪のオブジェがあった。境内には和気清麻呂像やさざれ石がある。休憩所には大報恩寺のおかめ像と同じく猪像などが多く奉納され、飾ってあった。
本殿前には「願かけ猪」と「座立亥串」がある。自分の名前と願いを書いた紙札を亥串に挟み、「願かけ猪」の前に刺すと願いが叶うとか。なお、亥串は2本あるので、1本は家に持ち帰り、神棚か玄関に置く習わし。
祭神「和気清麻呂」は岡山県和気町出身で、奈良時代から平安時代初期にかけて活躍した人物。
有名なのが宇佐八幡宮神託事件。この事件は、称徳天皇の寵愛を一身に受けた僧・道鏡が皇位につこうとするのを阻止する為、九州の宇佐八幡宮まで赴き正しい神託を天皇に報告したが、道鏡の怒りを買い鹿児島・大隅へ流された。
その際、道鏡の刺客によって足の筋を切られて立つこともままならない程に足の具合が悪くなったが、イノシシの加護によって再び立ち上がることができるようになったそう。
→由緒、摂社・末社
元々は神護寺(私のNOTE)で祀られていた
1851年、清麻呂の歴史的貢献を讃え、「正一位護王大明神」を授けられる
1874年、正式名を「護王神社」とする
1886年、明治天皇が現在の場所に遷座させる
1915年、和気清麻呂が主祭神だったが、もう1柱を追加し現在の主祭神になる
和気広虫姫命(わけのひろむし)は、清麻呂の姉で、女性天皇・孝謙天皇などからも篤く信頼されていた宮中の女官だったようだ
戦乱で生じた83名の孤児を養子にして育てるなどしている
境内の北側に摂社・末社が集中している。
幾多の困難と怪我に見舞われながらも国のため尽くした祭神はいつしか足腰の守護神と言われるようになったとさ。という物語が境内の外側にパネルで説明されている。最後に道鏡は実は皇族の血を持つ者であったという説もある。
最後に、神社のことを詳しく知りたい方は以下をどうぞ!よく知っているなと思ったら、宮司なんかいw
あと2022年に神社DX?
って、貴船神社、下鴨神社にもありますね。あっちこっちに出来ていますよね・・。神社DXだな。。ってDXってこんなんじゃないけどな・・。
→社務所周辺 猪パラダイス!?
▼祭祀
→正月
→亥子祭
→節分祭でリアル鬼と撮影
▼旅行記
京都節分祭「壬生寺/梛神社/護王神社/蘆山寺」2024年「相国寺」京の冬の旅◆京都中京⑪上京⑨◆|やんまあ@旅行記 (note.com)
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▼セットで行くところ
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