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★秘仏公開★33年に1度の秘仏「財賀寺」千手観音&文殊菩薩御開帳

「高野山真言宗・陀羅尼山 財賀寺 開創1300年記念 秘仏本尊千手観音 御開帳」が行われた!開催期間は「2024年10月12日(土曜日)~2024年11月4日(月・祝)10時~16時」です。

 本NOTEは秘仏の感想です。寺の詳細は次のNOTE参照ですが、2025年春以降に公開。

変更履歴

2024/11/04:初版


▼HP

→公式HP

→特別ページ

パンフレット:https://www.toyokawa-map.net/ufile/library/zaikaji_kaisou1300nen.pdf

▼本尊

千手観音立像

▼見仏記録

→文殊堂:文殊菩薩

 通常秘仏の文殊菩薩も公開。毎月25日はマルシェの日で、13:00以降に見仏とあったので見仏できないと思っていたのでラッキーだった。本尊のみ写真NGです。

 本尊に向かって右には五大明王となっています。

 文殊菩薩の御前立です。本尊に似ている系御前立ですね。

→本堂:千手観音@秘仏

 本尊・千手観音は、厨子@重文内に安置されている。本尊は秘仏だが、2024年開帳されたので見仏した(詳細は後述)。厨子の両脇に千手観音の眷属である二十八部衆像がならび、宝冠阿弥陀如来坐像も安置するが、2024年の秘仏公開時は外陣に新薬師寺の十二神将風味に展示されていた。

本堂外陣から内陣への写真はOKですが、厨子は開扉されているが、顔が見えないようにチラリズムさせている。。

 本尊の感想ですが、京仏師ではなく地方仏師だろうが、滋賀・黒田観音(私のNOTE)、岡山・大賀島寺(私のNOTE)クラスだなと思った。見仏が内陣の厨子前から見上げる系なので、柔らかい顔立ちに見えたが、腕の角度やバランスが良い。

→本堂二十八部衆

 二十八部衆は修理されていたようで、2024年の記念行事に合わせて公開された。厨子に向って左側に宝冠阿弥陀如来像が安置されている。平安時代末期から鎌倉時代初期のもので、財賀寺の末寺の舌根寺(廃絶)の本尊と伝えられている。

仮面を被っているように見えるのが妻の一番のお気に入り(真ん中)
御前立とその先に本尊
御前立とその先に本尊
人気のカルラ
内陣から外陣に向けてカルラの背中(寺の人に許可を得ています)
真中は阿修羅です

 最後に、千手観音には二十八部衆が護るのは仏像様式です。

→カルラ

→最後に

 私が一番気に入ったのは、本尊の左に安置されていた「宝冠釈迦如来坐像」ですね。京都にも居そうな仏像です!!

▼御開帳までの足跡

▼メディア情報

https://twitter.com/AvJrcDIqhI7LflS/status/1845030355683901754

奈良時代の高僧・行基が724年に愛知県豊川市に開き、開創1300年を迎えたとされる真言宗の古刹・財賀(ざいか)寺で秘仏の本尊「千手観音像」が開帳されている。秘仏の公開は、国指定重要文化財の「仁王門」の修復が完了した1998年以来、26年ぶり。11月4日まで有料(1千円)で拝観できる。
 期間中、千手観音像を間近で拝めるほか、様々な催しもある。11月3日まで、京都で修復を終えた立像「二十八部衆」を円陣に並べた様子が披露される。

↓朝日新聞



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