![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118351224/rectangle_large_type_2_4dd55de15543bff6a20bba1479849883.jpeg?width=1200)
弘法大師作「西光寺(寅薬師)」宮中に安置されていた【京都ツウシリーズ】【新京極寺町シリーズ】
「京都十二薬師霊場特別公開」で本尊・阿弥陀如来像、薬師如来像(寅薬師)を本堂内での参拝(通常入堂不可)。入り口が大変小さく、気を付けていなければ通り過ぎてしまいそう。「寅薬師」という通称で古くから知られ、「寅薬師如来像」に由来している。弘法大師が寅の日の寅の時刻に完成したことからその名がついたとか。宮中に安置されていました。
変更履歴
2024/05/29 初版
▼HP
▼アクセス
京都府京都市中京区中筋町495番地の1
(京都府京都市中京区新京極通蛸薬師上る中筋町495)
▼祭神・本尊と脇時
阿弥陀如来立像
▼見どころ
入り口が大変小さく、気を付けていなければ通り過ぎてしまいそう。
「京都十二薬師霊場特別公開」で本尊・阿弥陀如来像、薬師如来像(寅薬師)を本堂内での参拝できたが、通常、入堂不可のところ。ということで、本尊は見れるが寅薬師は真横なので見仏できないのかも
![](https://assets.st-note.com/img/1696760359335-xqrXE4JSWJ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696760359392-9kVPnQQhNU.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696760353768-vfFn2qJjAr.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696760354180-o5vyeWx8ea.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696760354149-RLCVkmBaQB.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696760352774-Dx2iRYSESt.jpg?width=1200)
創建年代は不祥だが、一説には約900年前とも言われている
開山は誓願寺(私のNOTE)の僧なのはわかっている
1278年~1288年、宮中にあった寅薬師如来像を、後宇多天皇が当寺に下賜し薬師堂(御倉堂)として開基
寅薬師と称した薬師如来を安置
寅薬師の名前の由来は、弘法大師が一刀三礼し刻んだもので、寅の日・寅の刻に完成したため
1780年、都名所図会の中央に虎薬師、その手前に清帯寺、一言堂が描かれている
この後、天明の大火、禁門の変で焼失
直後に仮堂宇として再建
現在まで3回焼失しており、現在の建物は1913年に建てられた仮建築
西光寺前にあった清帯寺も度重なる火災にて廃寺となり、西光寺に吸収
清帯寺の本尊・腹帯地蔵もここに安置し、現在に至る
![](https://assets.st-note.com/img/1696760352814-sQZwiDHUtU.jpg?width=1200)
2023年度の特別公開時は見仏ツアーと同じ時間帯に来てしまいました。おかげで住職が団体客に説明しているのを方耳で聞いて、仏像を舐めるように見ることが出来たので満足しました。
住職曰く、焼失して正しい歴史などはわからないようだ
昔は太めの由緒(パンフレット)だったが、誰も読んでいないのでは?とギュッとしたらしい(本NOTE最後に紹介)
お堂正面は本尊・阿弥陀如来立像でした。
本尊から90度回転させて薬師如来坐像に脇侍・日光菩薩と月光菩薩、一列で十二神将が左右に分かれている。いわゆるチーム薬師がコンプリートしていますね。
入って良いと聞いたので内陣に入るとNG!!横の部屋にある小窓から見るようです。。寅薬師の写真は次のHP参照で!小さいですけどなかなかの佇まい。なぜ「寅薬師」かというと、弘法大師作で成就したのが、寅の日・寅の刻にあたることから寅薬師と呼ばれていつよう。宮中で歴代天皇 の信仰を集めた名作。
では、薬師如来について詳細です。
薬師如来は弘法大師の作と伝えられ、その昔、大師が時の天皇の願いによって仏像を作ることになり、一刀彫るたびに三度礼拝し、満身の力を込めて掘り上げた
成就したのが十二支でいう寅の日、寅の刻にあたることから寅薬師と呼ばれるようになった
寅薬師は当初、宮中に御倉堂を設けて安置され、歴代天皇の信仰を集めていた
後宇多天皇が西光寺開山の傳慶法印にこの像を下賜され、寺そのものを寅薬師と呼び京都十二薬師霊場の第十一番として信仰を集めた
寅年生れの守護神として深く信仰されている
![](https://assets.st-note.com/img/1696760354182-8WZjNowDTA.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696760354048-WpHsw0q7XF.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696760353867-pd6UeePhoW.jpg?width=1200)
最後に、本堂の脇壇には「腹帯地蔵」も安置されていた。この地蔵菩薩は「京都名地蔵二十一地蔵」の1つのよう。西光寺の隣にあった清帯寺に御本尊で、こちらも行基作とか。
→由緒
![](https://assets.st-note.com/img/1696807705204-YZXtSI1TUN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696807705483-SKpS7Fh6vl.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696807705228-JItFlsmu1N.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696807705729-WSg6hzR0ge.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696807705809-J4vLHE12Um.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696807706420-WDKtJgmZ03.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696807706446-KDyZRgjF52.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696807705521-rUFrcjVJFQ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696807706111-ungbkUWdcP.jpg?width=1200)
▼メディア情報
これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。
▼旅行記
2016年「第52回京都非公開文化財特別公開」で公開!!
京都全体の旅行記は次の通り。
▼セットで行くところ
新京極通と寺町通の神社仏閣。
▼仏像展
#京都
#京都市中京区
#京都旅行
#烏丸四条五条シリーズ
#京都ツウシリーズ
#京都十二薬師霊場シリーズ
#京都ツウシリーズ
#新京極寺町シリーズ
#弘法大師
#西光寺
#寅薬師
#京都ツウシリーズ
#新京極寺町シリーズ
#京都十二薬師霊場特別公開
#阿弥陀如来
#薬師如来像
#京都
#京都市中京区
#神社仏閣
#やんまあ
#やんまあ旅行記
#旅行記
#やんまあ神社仏閣
#仏像
#旅のフォトアルバム
#わたしの旅行記
#一度は行きたいあの場所
#人文学
#京都
#京都旅行
#烏丸四条五条シリーズ
#京都ツウシリーズ
#京都十二薬師霊場シリーズ
#新京極寺町シリーズ
#薬師三尊
#チーム薬師
#旅行・おでかけ
#京都神社仏閣シリーズ