閑臥庵の普茶弁当
京へと入る「京の入口」のひとつ鞍馬口にある「閑臥庵」にて、精進料理「普茶弁当」を食べました。
閑臥庵は、山号を瑞芝山という黄檗宗の禅寺です。もとは梶井常修院の宮の院邸であったが、江戸時代前期に後水尾法皇が、夢枕に立った父・後陽成天皇の言葉に従って、王城鎮護のために貴船の奥の院より鎮宅霊符神をこの地に観請し、初代隠元禅師から六代目の禅師が1671年に開山になって寺としたのが起こりです。
こちらが境内です。
境内には像が並んでいました。
こちらがお寺です。
お寺の奥の道を進んで行きます。
夜なので、ライトアップされていて綺麗でした。この道を進んでいくと、閑臥庵があります。
今回は、中国封筒精進料理「普茶弁当」を食べました。
江戸時代初期、黄檗宗の伝来とともに日本に伝わった「普茶料理」。「普茶」とは、普く多数の人にお茶を差し上げると言う意味で、もともとはお寺での行事について協議や打ち合わせの時に茶礼という儀式を行い、その後の謝茶(慰労会)で出される精進料理です。
弁当は三段になっていました。
どれも美味しかったです。紅生姜の天ぷらを初めて食べましたが、普通に辛い。焼きそばパンの紅生姜も残すタイプなので、さすがに辛かったです。
他は全て美味しくて、あっという間に食べ終わりました。精進料理はあまり食べないのですが、けっこう美味しかったので、また食べてみたいです。
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