ある日突然取材をすることになってしまった人へ
こんにちは。みりんちゃんです。
フリーランスになって1年弱。多くの企業様と一緒にお仕事をする機会をいただいた中で幅広い執筆に取り組む機会をたくさんいただきました。
採用広報向けのインタビューやイベントレポート、サービスの事例記事などなど、大好きな書くお仕事に携わ流ことができて毎日幸せです。(ほんとうにありがとうございます)
はじめて人物取材をした新卒から、よくわからないまま独学で執筆をこなしていた会社員時代。現在はPOOLO JOBでプロの方のフィードバックを頂きながらライティング武者修行を続けています。キャリアとしてはまだまだこれからの身分ですが、学び得ているものもかなり多いため人物取材を実施する際に気をつけていることを取材準備から流れに沿ってまとめてみました。(流れだけを知りたい場合は無料パートだけでも全然大丈夫です。)
若かりし頃のみりんちゃんのように、「じゃ!よろしく!」と企画から丸投げされて途方に暮れている広報担当の方に届くと嬉しいな・・・笑
ちなみに最近はこんな記事を書きました。(成果を全部あけっぴろげにできないのが匿名アカウントの宿命よね)
取材の流れ
みりんちゃんが行っている取材の一連の流れになります。
撮影が入る場合は若干異なる動きになりますが、今回は割愛します。
①事前リサーチ
取材対象者のご経歴・所属企業のWebサイト・現在の担当業務など、外に出ている情報をなるべく詳しくリサーチしています。
いくつかの記事を読むだけでも取材対象者(が世間に対して見せたい部分)を知ることができるので、企画が立てやすくなると思います。
②質問構成の作成
インタビューの目的・クライアントや取材対象者が伝えたいことが正しく、十分に伝わるよう質問を作成します。アドリブでの深掘り質問が難しそうな取材の場合、想定される解答に対する後続質問も作成します。(就活の面接準備みたいですね)
慣れるまでは時間がかかって当然なパートなので、アイディアが出なかったらChat GPTに相談してみるのがお勧めです。
また、noteの検索ボックスで近い取材テーマを検索すると、上手な記事がたくさん見つかるので、素敵な質問は参考にさせていただいています。(丸パクリはダメだぞ!)
③取材
作成した取材企画書のOKが通ればいよいよ取材です。
みりんちゃんはとにかく聞き漏らしが無いように、取材時はメモを取らずに会話に全集中してしまいます。パソコンは質問内容を見るためのカンペの役割程度です。打鍵しながら喋りながら聴きながら理解することは脳のキャパ的に苦しいのでおそらくこれからも無理です。
対面の際はボイスレコーダーを、オンライン取材の際はZoomの録画機能を活用しています。ボイスレコーダーは使えたらなんでもいいので、Amazonで3,000円ぐらいのものを購入しました。
ーーーーーーーーここから記事作成ーーーーーーーー
④文字起こし
自分でやると、とにかく時間がかかって勿体無いので(二次委託契約に抵触しない場合)基本的に外注さんにお願いしています。それ以外の場合は書き起こしツールを活用しています。
生成AIブームでText to speechツールがめちゃめちゃ増えたこともあり、どのツールに課金しようか悩んでいます。(チャエンおすすめツールは間違いないと思ってる)
⑤編集
1時間の取材で大体書き起こし原稿は13,000~18000文字。これを読みやすいように5000文字前後にザクザク削ぎ落としていきます。(文字数に指定がある場合はこの限りではありません)
まずはインタビューの音源を聴きながら、整文せずに段落ごとの取捨選択をします。大切だと思う部分にはハイライトを。そのフレーズは、のちのち見出しになったりすることも。
その後は、全体の流れを俯瞰して構成を再決定。その後、読みやすいように整文します。ここが時間と神経を一番使うので、筆が乗らなかったり集中力が途切れそうな時はChatGPTに誤字脱字がないかを聞いています。
⑥先方確認~納品
クライアントさん・取材対象者さんに初稿をご確認いただき校了となる場合が多いです。主に下記の4点を中心にご確認いただいています。
・事実確認
・誇大表現になっていないか
・言い回しの好み
・写真の支給依頼
▼写真いただきたいのですが、こんな構図のものはありますか?という時に使っているサイト。O-DANは商用無料なのでよくお世話になっています。
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前述の取材の流れの中で特に気にしていることや、キャッチアップの手法などをずらっとまとめてみました。私のインタビューナレッジのほぼ全てなのであまり買わないで欲しい…笑
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参考になればぜひサポートをお願いします! インプットや次の取材などに活用をさせていただきます。