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「自分ってかわいい!」自分を大好きになれた本【今日、誰のために生きる?】

久々に読書感想です。
今年一番衝撃を受けた本です。

幸せってなに?どうしたら幸せ?

いきなりですが、「幸せ」ってなんだろうと思ったことはありませんか?

お金持ちになること?
高身長のイケメンと付き合うこと?
ハイブランドのバックやアクセサリーをたくさん持つこと?
仕事やお金に縛られずにハワイやロンドン、沖縄や京都に旅行にいくこと?
推し活にいそしむこと?
仕事で評価されてみんなに認めてもらえること?

どれも幸せですよね。
私はずーーーーーーーっとこれが幸せだと思っていました。
だって、お金がないと美味しいご飯を食べにいけないし、旅行にもいけない。
かわいい洋服も買うこともできないし、推し活だってできない。
デートにだっていけないしね。
仕事で評価されて、いっぱい稼いだらそれがステータスにもなる。

結局は"お金"が大事なんだと思ってました。
だからがむしゃらに働いてお給料もらって、「いっぱい稼がないと」って。

でも「お金、お金」って働いていたら疲れちゃった。
自分の心の余裕がどんどんなくなっていくのを感じていく。
お金を稼いで好きなことして、好きな服も買えて嬉しい!と思うのになんで??

そう疑問を抱くようになったときにこの本に出会いました。
現代の日本人はお金がなくなることへの恐怖、自分よりも他人になってしまい心の余裕がない方が多いと思います。
そんな方に読んでいただきたい本です。

【要約】今日、誰のために生きる?

この本は作家・幸せの翻訳家「ひすいこたろう」さん
ペンキ画家のSHOGENさんが作成した本です。

日本でサラリーマンをしていたSHOGENさん
たまたま立ち寄った雑貨屋さんで目にした、アフリカのペンキ画「ティンガティンガ」に惹かれ、翌日に会社へ退職届を出し
単身でアフリカへ渡り「ティンガティンガ」学ぶことにしました。

タンザニアのティンガティンガ村に着き、数日たった頃
後の師匠「カンビリさん」に声をかけてもらい
ティンガティンガ村は観光地で受講料が高いため、隣の村「ブンジュ村」で一緒に生活をしながら絵を学ぶことになりました。

ブンジュ村の生活をしていく中、SHOGENさんは幸せとは何か、どうしたら人は幸せに生きられるのかを教えてもらいます。

私たち、現代の日本人は忙しさに追われ、失うことへの恐怖があります。
また、自己肯定感が低下してしまって「自分なんて、、」と思っている方もいると思います。

仕事も探せばいくらでもある、食べ物も困らない国、夢を追うことができるほど豊かな国なのに。

そんな現代社会をSHOGENさんはブンジュ村で経験した出来事を通して、
誰のために生きるのか、自分の内面を大切にして自分の人生を生きるための方法を紹介しています。

・自分の人生は自分のもの、
だから今日、私は自分の人生を生きる

私は実家暮らしで、母と二人で住んでいます。
一人暮らしを考えてはいましたが、物価高騰により母一人の給料では家賃、光熱費等では難しく、一人暮らしを辞め毎月家にお金を入れて、ようやく余裕ができるくらいです。

常に自分の中にあるのはお金の心配。
もっと稼がないと!という気持ちがありました。

お金を稼げば家族も自分も幸せになれると信じていたんです。
何かに追われるように過ごしていたのか、日々険しい顔で過ごしていたみたいです笑

まるでお金のために生きている。
確かにお金は大事だし、自分のためにもなる。
でもそれって本当に自分の人生を生きているのか?
自分の心に余裕がなく、喜びもない生活をしていくのか。

この本を読んで、自分の人生を生きていないことに気づきました。
お金も大事だけど、一番は自分が大事だよね。って

自分がハッピーでないとお金があってもしょうがない。

・対人関係が変わった

この本を読んで、友達に対しても優しくなれた気がする。
前までは友達が会社の愚痴を言っているのを聞いても「社会ってそういうもん」「自分の身は自分で守らないと」って優しくない言葉を言ってしまってました。

そのせいで私に対して、何も言えない状態になってしまっていたみたい。

「人と話す時は、その人を抱きしめるようにして話すんだよ」

「今日、誰のために生きる?」著者:ひすいこたろう SHOGEN p40

上記引用ですが、この文章を読んだときにハッとさせられました。
私は友達に対して、まるで押して転ばせるような言い方をしてしまったんだと気付かされました。

言葉に温度を乗せる、ハグするように話す。
そう心がけたら自然と対人関係が良くなっていきました。

・失敗した自分は人間らしくてかわいい!

失敗すると「やってしまった!」「怒られる」「呆れらちゃう」など考えてしまいませんか?
私は思ってしまって、失敗しないようにしなきゃ!っていつも力んでいました。

「この村の大人は『人間らしいね、かわいいね』って言ってあげるんだ。
生きていく上で一番大切なものは、人間らしさ。
歳を重ねれば重ねるほど、完璧になっていくんじゃないよ。
人は、歳を重ねれば重ねるほど、人間らしくなっていくんだ。」

「今日、誰のために生きる?」著者:ひすいこたろう SHOGEN P62

完璧な人といると息が詰まりませんか?
確かに完璧にやっている人は憧れるし尊敬しますよね。
でも自分までも完璧にしなきゃ、失敗はだめ!と思っちゃいますよね。

漫画の主人公でも、完璧なキャラクターはいない。
誰でも欠点はあるし、苦手なものもある。
でもそういうキャラクターだからこそ、愛着も持つし応援したくなります。

漫画のキャラクターと一緒、人間らしくいる自分が一番素敵。
今まで完璧にしなきゃって思っていた自分がちっちゃく思える。
でもそんな自分もかわいい、人間らしくてステキ。

【まとめ】自分に自信がない
自分を好きなれないという人におすすめ

ここまで私の感想を書いてきましたが、
本当にこの本はおすすめです。

自分を大好きになれたし、相手にも優しくなれます。
まだまだ素敵な話が盛り沢山、読んでいくと衝撃な事実も明らかになります、、

この本は現代の日本人に深く刺さる本だと思います。
私はこの本と出会って、自分の人生を生きようと思い退職を決意しました。

これからやってみたいと思ったことはどんどん挑戦して、たくさん失敗をしていきたいなって思っています♪

皆さんはどう感じましたか??
読んでみたいと思っていただけたら嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!


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