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子どものお受験どうする?我が家は公立で。【読書、焚き火、外遊び】を大切に。

子どもに受験をさせるか?
小学生以降の塾はどうする?

まだ先のことですが、我が家の教育方針として、ひとつ基盤となるレールを敷きました。


・小学校、中学校、高校は公立
・本人が学びたい意欲があれば、中高一貫公立校の受験を視野に入れる(近所にあれば)
・「読書、焚き火、外遊び」を大切にする
・小さいうちから塾通いをさせるのではなく、自由時間を大切にして十分に遊ばせる


この考え方は、教育コンサルタントの松永 暢史先生の本を元にしています。

「公立校で伸びる子はここが違う!」(松永 暢史)

松永先生の考え方で特に共感するのは「読書、焚き火、外遊び」を大切にしていること。
そして、無理に私立受験をさせようとしないところ。

私が教育方針のレールを一旦敷いたのは、そこから子どもに合わせて変えていく方が自分には合っているから。
公立or私立?塾に通うか?が見通せると、長期的な教育費の資金計画も立てやすいです。

とはいえ今後何があるかわからないし、私立の方が本人の性格に合っている場合等もあると思うので、そこは柔軟に考えていけばよいと思っています。

本書では私立校を選んだ方がいいケースもデメリットも載っているので、学校選びについてイメージがつきやすいかと思います。


私立校を選んだ方がいいケース。

・トップレベルの私立校に苦労なく入学できるほど優秀な子のケース。
軽い受験勉強でラクラクと合格し、それなりの自由時間を確保してもなお常に成績上位でいられるなら、トップレベルの私立校でグングン力をつけていくとよい

・東京でいえば成城学園や玉川学園、和光といった、ちょっと個性のある学校。芸術家の子どもなど、成績度外視で楽しく才能を伸ばそうと考える人には向いている

・ラクロスや薙刀、ラグビーといった公立校ではあまりお目にかかれないスポーツを本格的にやりたい場合

・本人が取り組みたいことが明確な場合、あるいは勉強以外にさまざまなことを体験させたいと思う場合


「中高一貫公立校」という選択。

受験というと私立のイメージがありましたが、今は「中高一貫公立校」もかなり人気だそうです。

もし家の近くにお金がかからない中高一貫の公立校があり、万が一入学できるとしたら、これはとても素晴らしいことです。

その能力がある場合、お子さんは絶対に中高一貫の公立校に通わせるべきです。

「公立校で伸びる子はここが違う!」P154

地元の公立校に通学するメリットと、中高一貫私立校に通学するメリットの両方を享受できます。


・金銭的な余裕(授業料はタダ)
・実際に通う子どもに時間的余裕が生まれることで、スポーツや芸術のクラブ活動、独自の習い事、友人との交際も十分にできる
・一番のメリットは生徒は優秀な者ぞろいだということ(授業を邪魔する輩はほとんどいない)


唯一の難点は入学試験の倍率が驚くほど高いこと。

とはいえ、小学6年生の段階で中高一貫公立校の入試問題に照準を合わせて教育をしてくのは、たとえ不合格であったとしても大変意味のあることだそうです。

入試問題が難なく解けるようになるには実際にさまざまな体験をすることが必要不可欠。

普段の生活の中で本と親しませたり、難しい言葉を使って会話をしてみたり、あるいは博物館などに連れて行ったり、親の賢い導きが必要となってくる。

そして、こういった体験こそが、将来において本当に意味のある勉強といえる。

仮に不合格になってしまっても、意味のある勉強を続けてきた子どもには、それなりの能力が培われています。

小学校低学年の頃から無理して塾に通うのではなく、音読や作文でリテラシーを高め、パズルやサイコロなどで頭を鍛える。

そのうえで6年生で公立の入試問題に親しみ、さまざまな体験学習を積んでいけば、中学以降の学力の基は自然に備わるというわけです。

そうなったら、自宅近くの中高一貫公立校に通おうが、あるいは一般の公立中学校に通おうが、先々で成功する可能性は同じ程度に高くなるはずです。

「公立校で伸びる子はここが違う!」P158

もし共感する部分があれば、松永 暢史先生の本はおすすめです。
特に読書や外遊び、焚き火やキャンプが好きな方にはいいかもしれません。

松永先生のお気に入りの本は他にもあるので、また紹介していきたいと思います。

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