目が危ないから守ろうよ
介護の仕事をしていて、未だに本当に危ないと思う事があります。
それは、育児でも良くありますが、利用者さんに目を突かれてしまう事です。
人間は目から入る情報が80%と言われております。そんな大切な目を仕事をして、失ったり、傷つけたりすれば本末転倒ですね。
それでは目を守る為に出来る事をお伝えします。
1.移乗介助時が危険
一口に移乗介助といっても、色々なシチュエーションがあると思います。
従って、利用者さんに目を突かれる状況も様々です。
殆どのケースで、利用者さんも故意で目を突いていつわけではありませんが、目に何かがあってからでは遅いです。私も介護の駆け出しの頃に先輩から、ただただ、『目を気を付けて』と言われる事がありました。
しかし、それって『交通事故に気を付けて』と言われてるのと同じで、対策は欲しいですよね。
1-1.利用者と密着していない時こそ注意が必要!
目を突く事を格闘技のパンチに例えると、相手が身体に密着している状態ではパンチは出せません。
従って移乗介助する時で、利用さんと身体が密着していない時が危険という事になります。ではどういった時でしょうか。
例えば、靴を履かしている時、ズボンやリハビリパンツの上げ下げをしている時、移乗介助前に視線を合わせて、認知症の方等と会話をしている時などですね。
そういった時は特に注意をする事により、不慮の事故をある程度防げるはずです。
1-2.保護メガネを使用
写真は建築用保護メガネですが、建築用の保護メガネは種類が大変豊富にあるので、お勧めです。
ゴーグル型は目に密着して粉塵等が入らなくなっておりますが、利用者さんの指から目を保護する事が目的ですので、通気性の良いスペクタクル型と言われるもので良いでしょう。
確かに、他の介護士で保護メガネなどをしている人はいないかもしれませんが、目に何かあってからでは遅いです。恥ずかしがらずにして欲しいですし、介護事業所としても保護メガネを置いたり使うように、促して欲しいものです。
2.危険は目だけではない
今回は介護の仕事で、移乗介助時の目の危険性についてお伝えしましたが、他にも様々な危険と隣合わせです。
似たようなケースですと、利用者さんの足の不随運動などによりオムツ交換時等に利用者さんの足が反応して、顔面や溝を蹴り上げられるという事もあります。
これは上でお伝えしたように、利用者さんと密着していない時です。
常にこれを意識していきましょう!!
追記 上げれば切りがないですが、皆介護の仕事の初期の頃は車椅子をたたむ時に良く指を挟むものですよね!痛いです、、、