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先生の学校✖️探究と私
【イントロ】
【生徒の声から「探究」の意義を考える】探究と私 〜学びの楽しさに気づいた高校3年間の軌跡〜
北海道教育大学で学びを始めた今野菜優さんから、去年まで探求学習をしていた生徒の立場から、どのような学びがあったのかを聞く会。探求学習が促進されている一方で、実際に教育現場ではどのように導入されていて、どんな学びが生まれているのか。高校生であるスピーカーが感じる課題や意見を聞きたいと思った。探究学習によって、自分が知らなかったことや興味がなかったことにも関心を持つようになるのではないかと仮定して視聴した。
【コンテンツ】
■今野菜優さんの取り組み
高い志を持って高校入学した今野さんだったが、勉強と部活の毎日に疲れを感じるようになる。そんな中、恩師を通して、在日ウイグル人に直接コンタクトをとり、全国の高校生にウイグルについて伝える取り組みを始めた。また、カンボジアの子供たちと交流するオンラインイベントを主催した。Learning by Doingで学びの本質である主体性が身についたと語る今野さん。教員を志し、子供たちが自走を始めるためのお手伝いをする学びサポーターになりたいと宣言する。さらに、フィンランドの教員を目指す学生の団体SOOLの日本版を設立することを構想している。
■学び
今野さんは、これまでの探究学習を通して、政治や文化といった物事の背景を自主的に学ぶようになったという。そこで、探究学習の必要性に気づいたそうだ。主体性を育むために先生の役割についても言及されていた。何事も「やってみたら?」という、恩師の姿勢に支えられたという。恩師の「教えない」というスタイルから、自分で実践することで学びを得るという体験を繰り返ししてきた。先生は伴走者であり、信頼のおける人であるべきと話す。一緒に授業を作ってくれる先生と対話を通してお互いが学び合うことを提案していた。
行動から疑問・課題を見つけ、学びにつなげる。このプロセスの先に学びの楽しさにつながるのではないかと感じた。ここで、サポートする教員もともに学ぶ姿勢が求められるだろう。
【まとめ】
自分の経験を論理立てて、うまく言語化されていたことに感心した。目的意識がはっきりしているため、行動を起こすことに抵抗がないのだろうと思った。また、話の内容は現役教員に対して、「一緒に学びましょう」といった探究学習のあり方への提言であったように感じた。
探究学習を通して、いくつかのトピックに興味を持ち、自主的に学び始めるスピーカーのような生徒がいることがわかった。一方で、全員が同じ思考になるわけではないと思うので、機会があれば様々な経験談も聞いてみたいとも思う内容であった。
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