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ぼくが初心者だったとき、こんな領収証がほしかった(行政書士の領収証 3)

これまで、「行政書士のミライをクリエイトする」を念頭に、「領収証の書式が規則に違反していないと自信を持って使えていますか?」、「行政書士の領収証、どうしてます?」と疑問や提案をさせていただきました。

あれから、領収証のブラッシュアップをすべく、延々とネットや資料を読み漁り、勘違いしていたコメントを直し、追記追記追記追記・・・

システム化を完全にするのではなく、領収証を完全に仕上げる。
その過程で、システム化のイメージを膨らませつつ、行政書士の業務の質、効率化の向上をはかっていけるものが作れたので、このクリエイトは大成功でした。

システムとしては
領収証シートを作る(送付状も同時印刷可能)
必要な顧客情報シートを作る(初回電話応対から対応可能)
必要な自己情報シートを作る(領収証の送付状にも対応)

あとは、ある日初心者が突然悩むであろう場所に、コメントや欄外セルを使って、根拠条文や資料や説明を置き、この時何をすればいいのかが分かり易いように仕上げていきます。

悩むと言っても、
   領収証は求められなければ発行不要
   押印がなくても有効
と勉強していたのに、
   発行が義務・・・
   更に、職印という縛りまである・・・
   驚いた!!
と、最初のころにきっと教わると思うのですが、知らずに職印を押さないまま発行してしまうと、
   「それ行政書士法施行規則違反です!!」

となってしまいます。
そして、ホームページを見て回り、
   領収証をメールで送ってもよさそう・・・
   PDFにして送ればいいのか・・・
と安易に送ってしまうと、
   「それ行政書士法施行規則違反です!!」

となってしまいます。
単なるPDFの場合、職印を押さなくていいときしか使えないかなと思います。
つまり、「報酬を受けたとき」に該当しないため領収証の作成義務がなく、原則に戻り「領収証は印がなくても有効」として、PDFに「親切に印影を付け」てメールで送る。
と、こういう理屈になるかと思われます。
この場合、「日本行政書士会連合会の定める領収証の基本書式に関する規則」第2条2項等に則ったPDFを作成するようにしましょう。
振込入金いただいている方であれば、メール送信により、人によっては郵送代金が何千円と浮くことがあるでしょう。
細かい説明は有料記事に追記しておきましたので、ご覧いただけたらと面ます。

あとは、収入印紙が必要ないということは様式を見れば分かるかな。
ただ行政書士業務の範囲外だと、必要になるから印紙の勉強はしておいた方がいいかもしれないですね。メール送信により、収入印紙代も不要になります。

時が過ぎるほどに、きっと悩みがでてくるのではないかと思うのですが、「えっ、あの時の領収証、正しかった?」みたいな後悔・・・ではなく、顧客に迷惑をかけてしまったという悩みに陥らないように、今から知識を身につけておきたいですね。

インボイスは、いきなり登録しなければ、登録していないと答えるだけかな。
なので、請求書や領収証の取扱いだけちょっとかじっておけば大丈夫。
登録するのであれば、真剣に勉強しないとちょっと厳しそうですね。

クレジットカード決済を導入したら、領収証を発行しなくていいことに辿り着くと思われますが・・・なのに、それでも領収証が欲しいと顧客に迫られたらどうします。
ほかにも、Pay決済の時は、領収証は何かしないといけないの、とか。

宛名の書き方は「様」のままでいいのかな、とか、送付状の作成はビジネスマナーみたいだし、必要なのかな、とか。

前受金と着手金は紛らわしいけど別物だよね、とか、前受金だと消費税なし扱いなので「その他」欄でいいのかな、インボイスもからむよね、とか。

たかが領収証ということなかれ、考えることはいっぱいで、私もいまだ気づいていない落とし穴があるかもしれません。
そうなるとネットの海から、必要な情報を引っ張り出していろいろ対策を考えることになると思うのですが、私のように気になった部分を理解しながら読み進めようと思うと、下手すると、20時間も30時間も自分の時間を使うことになりかねないな、と思います。
あっ、私はシステム目線で情報を読み込む関係で、もっとかかっているかなと思います^^;

さて、初心者であればあるほど、初期の時間を有効、有意義に使いたいでしょう。
そんなあなたに、私が、最初からこんな領収証がほしかった、と思ったぐらいの領収証様式(仮のシステム付き)ができましたので、発表させていただきます。
値段は低くと考えて、他所でシステムとして販売されているものより格安に設定し、時給換算、1時間という設定です。

もう、何時間も何十時間もネットの海をさまよう必要はありません。
(本気で知りたい時だけ、ピンポイントで調べるのは大事ですが。)
もっと、自分の業務を進めることに時間を取れるのです。

仕様   エクセル  領収証様式(法人用ではありません。)
 シート内容
 人定、ヒアリング、見積・預、委任状、請求書、事件簿、領収証、事務所
※システムとして作成しておりません(領収証様式が本製品です。)。
 ですが、システム化が可能となるように、事務の流れに基づきシートを作成し、サンプルを載せてあります。
 最初の電話応対から、業務に合わせヒアリング、見積を出し、委任契約を経て請求書を発行(場合によってはインボイスに)、事件簿に搭載し、業務が終われば領収証を発行する という流れに沿って作られております。
ですので、自分好みにシステム化することが容易になっていると思います。
ヒアリングのみ空欄で、残りはサンプルで埋めてあります。

様式または知識として、末永くお役に立ていただけますように。
購入いただけますと、上記疑問点を解消できる、少々の追加記事の閲覧と、エクセルファイルのダウンロードができます。
どうぞよろしくお願いします。

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