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日記

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アフター・プライム・スランバー

アフター・プライム・スランバー

おいしいパンをたくさん買い込んでほくほくしながらゴールデンコンビを見た。全く同じ連休の過ごし方をした人が日本にもう何人かいると思う。
初めて聞いた時から礼賛の曲が好きなので、期待しつつ主題歌のMVも見てみたら案の定良く、加えてfeat.のくるま氏のラップがかっこよすぎてびっくりした。

講演会を聞きに卒業以来初めての母校へ。講演してくれる教授のゼミに入ろうとして落ちたことがあったなと行きのバスで思

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チェリーとチェリーと未開の地

チェリーとチェリーと未開の地

買い物がてら職場のもう一つの最寄り駅とされている駅まで歩いた。よく分からないちっちゃい中洲とか、それに伴ったちっちゃい横断歩道とか、いい感じの街灯に照らされたでっかい壁などがあり、いい感じだった。街の使い方が知っている街と違う街のこと、いつも好きだなと思う。

新生活を機に化粧を頑張ってみるフェーズを通り越して、すっぴんだって疲労感の演出という意味では立派な化粧だわ、などとうわごとを言うフェーズに

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ステルス金木犀

ステルス金木犀

カラフルに光り輝くUFOの映像をテレビでやっていた。デコトラみたいなことなんだろうか。
入院していた時、窓の向こうに変な飛び方をする謎の光る物体がいて、ちょうど巡回に来た看護師さんに訊いたところ「あーあれね、UFOよUFO」との回答だった。今でも正体は分からないけれど、看護師さんは何かを知っている。

前の職場のトイレの、掃除用具入れか何かだと思っていたスペースが更衣室だと聞いて、恐らくはみんなも

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どこにでもある

どこにでもある

その情報量のないサムネにどうにも既視感があり、再生したら母校だった。通っていた当時の。
当時バズるという言葉は一般的ではなかったと思うけれど、同じ場所で撮影された別の動画もバズっていて、知らない間にわたしも見切れていたりしたので、なんか、これもそうである気がしてしまった。どこにでもある風景なのに。
さすがにまたわたしが見切れているようなことはなかった(と思う)けれど、そう遠くない地点には存在してい

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お前の自由

お前の自由

新しい職場での初めての週末。おいしそうなお蕎麦屋さんに入ってみたら立ち食いで、ごった返しているお客さんは自分以外全員おじさんだった。
行列の中で食券を出すタイミングが分からなかったので店員さんに訊いて、今でもコンディションにはよるけれど、これが出来るようになったのは人生においてめちゃくちゃ大きい、と改めて思う。お蕎麦はおいしかった。

マネキンに一目惚れしてミニスカートのセットアップを買ってしまっ

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おしゃれパン屋の値札、黒がち

おしゃれパン屋の値札、黒がち

台風の影響ということで夏休みが一日増えたものの、結局全然いい天気で、本当に行かなくていいんだろうかとそわそわして仕方ない。そしてむしろ明日が雨らしく、最初の挨拶は「間が悪くてすみません」だな……と思った。
やり残したことやって締めくくるか、ということで、お高いパン屋さんでランチ・公営プールでガチ泳ぎの二本立てでいくことに。パン屋さんの初めて食べたパンがめちゃくちゃおいしくて、この店は当たりしかない

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奇跡は発生しなくもない

奇跡は発生しなくもない

「○○さんも今日で最後です。また一緒にランチしましょう~!」という動画を撮影して、後でわたしに送ってくれようとしていた二人組と道でばったり遭遇し、その場でランチ会が発生した。ランチ会というか奇跡だった。
職場の行く末が不安になる情報を多々得つつ、元気も得られたので、帰ってすぐに資格試験の申し込みを済ませる。我ながら鬼畜スケジュールになったけれど、こうでもしないとずるずるいくし。なんか連休も待ってる

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夢にも色がなくはない

夢にも色がなくはない

夕日を遮るような縦長の雲が怪獣みたいだった。
職場の人が夢に出てくるようになって、夢って失いたくなかったもののための場所だったっけ。

顔が好きという理由で時々見ているコスメ系YouTuberさんの動画を見た後だったので、ブルベとイエベがあるな……と思いながら町の百日紅を眺めた。
花の時期になると町中にあることに気づく樹木第一位、百日紅。

白くまの食べる配分を間違って最終的に練乳を水で溶いたやつ

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枝でも葉でも木でもない

枝でも葉でも木でもない

新しい教本を求めて本屋へ。パソコンコーナーを眺めていたらパワポのデザインに関する書籍がたくさんあって、デザインは元々興味のある分野だけれどそういう形で極めることも出来るのか、と視点の広がる心地だった。学びたいことがたくさんある。短歌連作おしゃれ画像をパワポで作る未来もありかもしれない。
目星をつけていた書籍を買って、現世に存在する幸せを金で買える店ことミスドでお昼にした。ご飯を食べに来るといつも汁

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トマトと葱しか分からない

トマトと葱しか分からない

これだけあればどうにかなるやろ、とオフィスカジュアルを爆買いした。店内で流れていたアイナ・ジ・エンドの曲がめちゃめちゃかっこよかったので後で調べようと思う。
寄り忘れたお店に気がついたので、バスを途中下車して滅多に行かない別店舗へと向かう。道中に畑があって、トマトと葱しか分からない……と思いながらじろじろ見ていたら、なんかわたしへと向けられていそうな視線もやけに感じる。そんなに不審だったかしらと振

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溶ける絵文字が使えない

溶ける絵文字が使えない

腫れたまぶたに載っているものが、あの部屋に残してきたものが多すぎる。怪奇現象の噂もある建物だったけれど、今後起こるそれはわたしの生き霊だと思ってもらって構わない。
マニュアルや掲示物の一部は誰もいなくなっても残っていく可能性もあって、それは少し怖いなと思う。でも生きるって、何かを作るってそういうことなのかも……。

自分たちの分もあったお菓子の自分の分を取っていなくて、それに誰かが気づいたら発生す

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雨と雨

なんか全部運命みたい 泣きながら泣いた分麦茶を飲みながら

/山形さなか

きっとどこにでもいる出会えば好きになれる人たちの中の、他でもないみんなのことが大好きだった。
それなのにどうして終わるのか、終わらせられて、終わらせて、異動や契約期間でいずれはみんな散り散りだったとしてもどうして今だったのか、全然わかんない。本当に当たり前に続いていた日々なのに、飲み込みがたい条件面のリスクを背負えば続けら

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虹

後輩2の最終日でありわたしの次の仕事が正式に決まった日、帰り道の空に虹が出ていた。
虹、本当にいつ振りか分からない。子供の頃にしか見ていないかもしれない。わたしたち全員、幸先がいい。

もっと話してみたかったなみたいな、そういう話をみんなでしておきながら、連絡先は交換しなくて、でも生活圏は近いからいつか会えそうではあって、みたいな、みたいな。

絶望していない時だから気づけたけど、絶望的に人が好き

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ゆく夏くる夏

ゆく夏くる夏

後輩、最終日も光の速さで帰っていって良かった。ぶれずに行けるところまで行ってほしい。
もう交わることはないかもしれないけれどそれぞれに続いていく人生の、その長い時間が健やかな良いものであってほしいと思う。生涯で何人にこれを願うんだろう。

これといったタスクを持たずに真っ直ぐ帰るのは久々のことで、うら寂しさがぽっかりと口を開けていた。
後輩の後ろに続いて「お世話になりました~」と先輩とおどけながら

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