noteに記す◇誕生日に想うこと
12月30日、今日は私の誕生日です。
いい機会なので、今の自分の想いを記しておこうと思います。
過去、現在、そして未来の自分自信を見つめるのに、誕生日はちょうどいい節目だと思うからです。
幼い頃、私にとって誕生日は、その日一日、主役でいられる特別な日でした。わがままを言って甘えてもいい日だったのです。
幸せな家庭に育ったと思っています。
そして、いつの間にか私にとって誕生日は、人生の通過点になりました。
また一つ歳を重ねるんだ、そんな感覚です。
今日、私は68歳になりました。
「怖ろしい、もう、68歳」
恐ろしいは、私の口癖です。
精神的には少しも大人になっていないのに、年齢だけを重ねているような気がしています。
本来は父と母に感謝するべき日です。
「私をこの世に送り出してくれて、ありがとうございます」
こんな気持ちになるのも、やっとこの年齢になってからです。
最近までは、自分でここまで大きくなったと錯覚していました。
父と母が出会い、そして恋をして、私がこの世に生を受けたのです。
もっと考えれば、両親に繋がるご先祖様がいて、今の私があるのです。
奇跡としか言いようがありません。
そんなことを少しは考えるようになりました。
思春期の頃は「どうしてこの家の子どもに生まれたんだろう、もっと裕福な家庭の子もいるし、自分が理想とする両親がいる人もいるのに」なんて不遜な事を思っていました。
子どもは、無いものねだりをするのです。
二人のもとに生まれて、十分幸せなのに、そんなことを思っていました。
思い出せば両親からたくさんの愛を貰って育ってきたと思います。
そのお返しがどれだけ出来ているでしょう。
そんな事を考えると、私が今、92歳の母をサポートしながら生活しているのは当たり前なんだと思います。
性格や価値観は歳を重ねたからと言って大きく変わる事はありません。幼い頃から可愛がられて育った私は、甘えん坊でわがままでした。
そして68歳になった今も、甘えん坊の甘ったれです。
何でも道理で考えるスクエア―な性格で、まったく融通が利かないのです。
それがよくわかっているのに、直すこともせず、この年齢まで過ごして来ました。
これからは人に優しくと言う精神だけを自分の基本に置いて、道理やルールに囚われない、自由な生き方をして行こうと思っています。
「人生長いようで短く、明日はどうなるのか分からない」のだから、思った事は実現するために、何でもすぐに行動に移すくらいのフットワークの軽さを持って、これからの人生を悔いの残らないように生きて行こうと思っています。
人に優しく、暖かく、自分にとって楽しい事を追いかけます。
68歳だからと言って、後ろ向きな自分ではいたくありませんから。
これが今の私です。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《小さい頃の事を思い出さい》
※92歳のばあばと娘の会話です。
「小さい頃はあんまり丈夫じゃなかったよ、ようひきつけを起こしよった、お父さんとあんたを背負って、30分も山を下って病院まで行きよった、とにかくいろいろありました」
「色々ご迷惑をかけました」
「あんたは人懐っこくて、バスに乗ってもみんなが抱っこしてくれよった、あんたは一人っ子みたいにして大事に育てたんよ、可愛い服があったら買うて着せよった、小さい頃の事を思い出さい」
母が私の小さい頃の話をし始めました。
68歳になった娘も、母にとっては何時までも幼い頃のままのようです。
「ただ、ありがとう」と言う思いのみです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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