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介護の決心

二か月に一度母の目の検診のために大学病院に通っています。レーザー手術をすることに抵抗がある母は、その検診で経過観察し、薬で病気の進行を押さえています。

母にとってこの検診は欠かせません。車で病院まで20分以上かかるので、94歳の母にとってしんどい通院です。
今までは持参したシルバーカーで広い院内を移動していました。
車椅子を使うと楽だろうと勧めましたが、母はいつも「ノー」でした。

母にとっては嬉しくない心遣いだったようです。

しかし先日は違っていました。病院に到着してタクシーを降りてシルバーカーで移動しようとした途端に「痛い、痛い」と言って動けなくなったのです。

「お母さん、車椅子にする」と言うと母は「ほじゃねー、お願いする」そう言って私の申し出に素直に従いました。それから診察の場所まで私が車椅子を押しました。

私は慣れない車椅子の操作に、戸惑ってしましましたが、母はシルバーカーを使うよりもかなり楽だと言う事が分ったようです。

「これから病院では車椅子にする」と聞くと母は「それがええかも知れんねー」と素直に答えていました。

これまで頑固に拒否していた母が車椅子移動に納得したことで、私は心の中で決心をしました。

介護のための心づもりをしようと思ったのです。


今日もたくさんの記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただきありがとうございます。明日も配信します。

また明日お会いしましょう。💗







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