イライラしている私に。

ここ最近の暑さのせいか、はたまたじっとりと肌に吸い付くような湿度のせいなのか、私は何となくイライラしています。
怒りっぽくなっているのです。自分でもビックリです。

結局、その矛先は身近な人に向けられます。対象者はたまったものではありません。
私は母と二人暮らしなので私の鬼の形相は母に向けられるわけです。

私のもっとうは「言葉で人を笑顔にする」なんですが、最近はその言葉を伝えるのが恐ろしくなるくらい、自分から発する言葉に身震いする時があります。

その言葉の怖い事、ここでは敢て書きません。正直それでストレス解消しているんでしょう。
2年前にリタイヤするまでは決してそうではありませんでした。

やはり人は社会と繋がる必要があるのです。その中で人を思いやりながら、人と接することで、自分を戒めながら生きていかないと、恐ろしや私になるんだと思います。

時折鏡を見ながら自問自答します。
「鏡よ鏡、今日の私は大丈夫」と鬼の形相になっていないかと。

「やさしくなろう」ここ最近の私のテーマです。

【毎日がバトル：山田家の女たち】

《あんた腹立てられん》

「やっぱり人はやさしいことばが返ってきたらこっちもまたそう返すんよ、言葉を本業にしとる人がそうできんのはよっぽどよ」

「・・・・」

「イライラしとる時は全く違う気持ちになったら落ち着くんよね、優しい言葉を掛けた人には優しい言葉で返す、言葉は大切じゃろ」

「・・・・」

「あんた腹立てられん」

おっしゃる通りで何とも言えない私です。

打ち水や胸の深くにしみりけり

夏の暑い時期に打ち水をするように、母は少し熱くなった自分の心に打ち水をして、心穏やかになる自分の姿を詠みました。
心の打ち水効果は、じっくりしみ込んでくるものです。

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